アメニティ抜群の環境で、申し分ありませんでした。 築150年の古民家を再生したホテルということですが、それより遥か以前の古代にまでさかのぼり、日本という国の息吹を感じさせる空間でした。 あいにく天気には恵まれませんでしたが、その分ゆっくりと時間を楽しむことができ、雷雨の音も愛しく感じられました。 書架には図書館に並んでいるような日本美術の書籍から、子供向けの学習漫画まで様々な蔵書が並んでおり、こちらも楽しませていただきました。何十年ぶりの日本史の復習でしょうか。 夕食の飛鳥鍋も、柿の葉寿司や胡麻豆腐、わらび餅もすべておいしくいただきました。 地元の有名なお店のものだそうですね。 また、子供連れということでご配慮いただいたのでしょうか。ウサギ型のリンゴや、色紙で折られた箸入れが添えられており、日本らしい素朴で温かなおもてなしに感激いたしました。 チェックアウトの際には、前の道で作業されていた方から、近くの大きな石が飛鳥寺の遺構であることを教えていただきました。こうした地元の方々との交流も旅の醍醐味だと実感し、また、この宿がいかにこの土地で大切に、誇りにされているのかを知ることができました。 人にお勧めしたいというよりも、誰にも教えたくない、自分たちだけの秘密基地にしておきたいと感じる宿でした。