親子4人で利用しました。 外観と客室は昭和を感じさせる古めかしい作り。階段は段差が大きく、増改築を繰り返したのか食事処や大浴場へ行くのも何度か登り下りが必要。 だが、それらをマイナスに感じさせないくらい食事が素晴らしい。活け作りの鯛は飴色でブリブリ、春のメバルのお鍋は旨味が爆発していて、酢の物やぬたも逸品と言える味付け。全部美味い。名物の宝楽焼きも最高に美味しい。宝楽焼きと刺身だけで鯛2匹使われてる。 このご時世にご飯もたっぷりいただけたので、育ち盛りの子供たちも大満足。 朝食も鮭、卵焼き、しらす干しと大根おろし、高野豆腐、昆布の佃煮など品数豊富で美味しい。 あと大浴場の湯船がとても気持ち良い。御影石の浴槽は三人で手足を伸ばしてゆっくり浸かることができ、刺激の少ない温泉は体がぽかぽかになります。お風呂自体は古いけど、とても清潔でした。 子供たちは最初、あまりの古さに怯んでいましたが、ご飯とお風呂が素晴らしすぎて、逆にこの昭和ナイズされたお宿が非常に気に入ったようでした。 部屋風呂や部屋のトイレはビックリするくらい古いですが、前述のように大浴場が素晴らしく、食事処近くのトイレは最新式なので、部屋の設備はほとんど使うことはなかったです。 従業員の方も親切ですし、古いことを理解して利用すれば非常にお得な値段で美味しい料理と気持ちの良いお風呂を堪能できる穴場の宿だと思います。 宿から歩いて30秒で海なので、夕暮れ時は瀨戸内海に沈む夕陽をボーっと眺めて過ごすのがオススメです。