寒い冬が北方から、狐の親子の棲んでいる森へもやってきました。一面に広がる雪の中を走り回った子狐の手は冷たくなり、牡丹色になってしまいました。かあいい坊やの手に霜焼けができては可哀想だと思った母狐は、子狐に毛糸の手袋を買ってやることにしました。その夜、母狐と子狐は手袋を買いに町へ向かいました。ところが、町の灯を見た母狐は、昔、町へ出かけて、とんだ目にあったことを思い出して動けなくなってしまいます。母狐は子狐の片方の手を人の手にかえて銅貨をにぎらせ、一人で手袋を買いに行くよう言います。「必ず人間の手の方をさしだすんだよ」と子狐に言い聞かせて。 子供の頃に読んだ記憶があり、懐かしい気持ちで子どもに読み聞かせています。母狐が子狐の手を人間の手にかえたものの、帽子屋で狐の手を出してしまうところが娘は印象に残ったようです。
昔々、ずっと田舎の静かなところにちいさいおうちがありました。その家はきれいで、とても丈夫に建てられていました。この家を建てた人は、どんなにたくさんお金をくれると言われても、この家を売ることはできないと考えていました。ちいさいおうちは長い間、四季を楽しみ、幸せに暮らしていました。ところがある日、馬が引いていない車が家の周りを走り始め…。 便利なものはたくさんあるけれど、時間に追われて毎日が過ぎていく現代の生活を振り返るきっかけを与えてくれる絵本です。人間は日々の生活に追われて大切なものを見失いがちですが、このちいさいおうちは自分にとって心地よいものをずっと忘れずにいたんですよね。私も、自分にとって心安らぐ場所、大切なものを見つめ直したいと思いました。
サンタクロースの存在に疑念を抱き始めた子どもたちと、サンタクロースはいると断言するお父さん・お母さんの会話を描いたお話。子どもたちの鋭い質問に、平静を装いつつも、ちょっと苦しい返しをする大人たちに思わずクスッと笑ってしまう絵本です。 この絵本を初めて読んだ日、読み聞かせの前に6歳娘に「サンタクロースはいると思う?」と聞いたら、意外にも「いないと思う。」とクールな返事。「じゃあ、今までクリスマスプレゼントをくれたのは誰?」と聞くと、「サンタさん…」と矛盾した答えが返ってきました。この絵本の子どもたちのように、娘もサンタクロースの存在にちょっと疑念を抱いているけど、正体はまだわからないといった感じなのでしょうか。 この絵本のお父さん、お母さんのように、私も子どもたちには少しでも長くサンタクロースを信じて、クリスマスのワクワクを感じ続けてもらいたい派。子どもたちがサンタクロースについて質問してきても焦らないように、この絵本を参考にして、良い返しができるように準備しておこうと思います。
電気じかけの家に住んでいるなまけもののトミー。朝ベッドから起きあがるところから始まり、お風呂、着替え、食事、夜眠るまですべて機械じかけの生活を送っています。ところがある嵐の日、停電になってしまいました。停電でベッドが起こしてくれないため、眠り続けるトミー。やっと電気が復旧したものの、お風呂のお湯は冷めきっていて…。 トミーのものぐさっぷりに笑いが止まりません!そんなことまで機械に頼るの!と驚きの連続でした。停電後は機械の暴走でトミーはひどい目に。機械に頼る生活は便利だけど、ほどほどにしないとなと思いました。
ある日、うさこちゃんはふわかあさんとお菓子屋さんにお買い物に行きます。お母さんがクッキーを買っている間に、うさこちゃんはお店の中をうろうろ。すると、店の隅にいろとりどりのキャラメルを見つけます。キャラメルが欲しくなったうさこちゃんは誰も見ていない間にキャラメルをポケットに入れて…。 なんとも衝撃的なお話!6歳娘も3歳息子もお話に釘付けでした。最後にきちんと罪を認めて謝るうさこちゃんにほっとした我が家の子どもたち。娘はうさこちゃんになりたいと言っていました。悪いことをしたら、素直に謝れる子になりたいってことかな?と私は受け止めました。
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手ぶくろを買いに
寒い冬が北方から、狐の親子の棲んでいる森へもやってきました。一面に広がる雪の中を走り回った子狐の手は冷たくなり、牡丹色になってしまいました。かあいい坊やの手に霜焼けができては可哀想だと思った母狐は、子狐に毛糸の手袋を買ってやることにしました。その夜、母狐と子狐は手袋を買いに町へ向かいました。ところが、町の灯を見た母狐は、昔、町へ出かけて、とんだ目にあったことを思い出して動けなくなってしまいます。母狐は子狐の片方の手を人の手にかえて銅貨をにぎらせ、一人で手袋を買いに行くよう言います。「必ず人間の手の方をさしだすんだよ」と子狐に言い聞かせて。 子供の頃に読んだ記憶があり、懐かしい気持ちで子どもに読み聞かせています。母狐が子狐の手を人間の手にかえたものの、帽子屋で狐の手を出してしまうところが娘は印象に残ったようです。
ちいさいおうち第47刷改版
昔々、ずっと田舎の静かなところにちいさいおうちがありました。その家はきれいで、とても丈夫に建てられていました。この家を建てた人は、どんなにたくさんお金をくれると言われても、この家を売ることはできないと考えていました。ちいさいおうちは長い間、四季を楽しみ、幸せに暮らしていました。ところがある日、馬が引いていない車が家の周りを走り始め…。 便利なものはたくさんあるけれど、時間に追われて毎日が過ぎていく現代の生活を振り返るきっかけを与えてくれる絵本です。人間は日々の生活に追われて大切なものを見失いがちですが、このちいさいおうちは自分にとって心地よいものをずっと忘れずにいたんですよね。私も、自分にとって心安らぐ場所、大切なものを見つめ直したいと思いました。
サンタクロースってほんとにいるの?
サンタクロースの存在に疑念を抱き始めた子どもたちと、サンタクロースはいると断言するお父さん・お母さんの会話を描いたお話。子どもたちの鋭い質問に、平静を装いつつも、ちょっと苦しい返しをする大人たちに思わずクスッと笑ってしまう絵本です。 この絵本を初めて読んだ日、読み聞かせの前に6歳娘に「サンタクロースはいると思う?」と聞いたら、意外にも「いないと思う。」とクールな返事。「じゃあ、今までクリスマスプレゼントをくれたのは誰?」と聞くと、「サンタさん…」と矛盾した答えが返ってきました。この絵本の子どもたちのように、娘もサンタクロースの存在にちょっと疑念を抱いているけど、正体はまだわからないといった感じなのでしょうか。 この絵本のお父さん、お母さんのように、私も子どもたちには少しでも長くサンタクロースを信じて、クリスマスのワクワクを感じ続けてもらいたい派。子どもたちがサンタクロースについて質問してきても焦らないように、この絵本を参考にして、良い返しができるように準備しておこうと思います。
ものぐさトミー
電気じかけの家に住んでいるなまけもののトミー。朝ベッドから起きあがるところから始まり、お風呂、着替え、食事、夜眠るまですべて機械じかけの生活を送っています。ところがある嵐の日、停電になってしまいました。停電でベッドが起こしてくれないため、眠り続けるトミー。やっと電気が復旧したものの、お風呂のお湯は冷めきっていて…。 トミーのものぐさっぷりに笑いが止まりません!そんなことまで機械に頼るの!と驚きの連続でした。停電後は機械の暴走でトミーはひどい目に。機械に頼る生活は便利だけど、ほどほどにしないとなと思いました。
うさこちゃんと きゃらめる
ある日、うさこちゃんはふわかあさんとお菓子屋さんにお買い物に行きます。お母さんがクッキーを買っている間に、うさこちゃんはお店の中をうろうろ。すると、店の隅にいろとりどりのキャラメルを見つけます。キャラメルが欲しくなったうさこちゃんは誰も見ていない間にキャラメルをポケットに入れて…。 なんとも衝撃的なお話!6歳娘も3歳息子もお話に釘付けでした。最後にきちんと罪を認めて謝るうさこちゃんにほっとした我が家の子どもたち。娘はうさこちゃんになりたいと言っていました。悪いことをしたら、素直に謝れる子になりたいってことかな?と私は受け止めました。