最終3巻は斜め読みしてしまいそうなダラダラとした話ばかりで大団円とは程遠いものでした。 最後は、舞子姫を含めた家族のことや、駿太郎をただの研ぎ屋の浪人に終わらせない将来的な話にまとめて欲しかったと思います。 全巻を通じてですが、小藤次が観右衛門に預けた数百両のお金のこと、あれだけ尽くした水戸藩から何も礼がなかったこと、何よりおりょうとの結婚があまりにも寂しかったことなど、もっと触れて欲しいことが沢山あったのが残念です。スピンオフ作品としての続きがあれば良いのですが。
前作であれだけの犯罪を犯した村崎同心が何事もなかったように扱われていること、そして壱楽楼の主夫婦が殺され廃業し、言わば借財がなくなったと考えられるのに女郎衆が他の妓楼に行かされること等腑に落ちないストーリーが多かった。
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御留山 新・酔いどれ小籐次(二十五)
最終3巻は斜め読みしてしまいそうなダラダラとした話ばかりで大団円とは程遠いものでした。 最後は、舞子姫を含めた家族のことや、駿太郎をただの研ぎ屋の浪人に終わらせない将来的な話にまとめて欲しかったと思います。 全巻を通じてですが、小藤次が観右衛門に預けた数百両のお金のこと、あれだけ尽くした水戸藩から何も礼がなかったこと、何よりおりょうとの結婚があまりにも寂しかったことなど、もっと触れて欲しいことが沢山あったのが残念です。スピンオフ作品としての続きがあれば良いのですが。
一人二役
前作であれだけの犯罪を犯した村崎同心が何事もなかったように扱われていること、そして壱楽楼の主夫婦が殺され廃業し、言わば借財がなくなったと考えられるのに女郎衆が他の妓楼に行かされること等腑に落ちないストーリーが多かった。