百田尚樹さんは、書いているテーマが本当に毎回違っていて、飽きることがない。 人気作家の中には、同じ様な題材を何度も使って書いている人もいる。 何冊か読んでいるうちに、底が見えてくるケースが多いけれど、 百田尚樹さんは、その点期待を裏切らない。 この作品も、全く斬新で、スズメバチという異質の世界を題材にしているが、 読んでいて引き込まれてしまう。
宮部みゆきさんのファンだが、時代小説物を読むのは初めてで、 推理小説作家としてのイメージで読み進めたので、 正直少し面食らってしまいました。 ただ、テーマというわけではないと思いますが、 人の気持ちの持ちようをうまく活用する偉い人がいるもんだ と感じました。
SFの要素と当時に謎解きの要素もあり、また人間ドラマもあり、恋愛話までも 少し垣間見えるサービス精神旺盛なアクションストリーかな。 最後の解決部分がもう少し説得力があるような流れがあってもと思うけれど、 これは読者のわがままか。まあ最終章には展開の速さが必要なので、 そう僕がかんじただけかも。
主人公の執念に満ちた人生が壮絶ですごく、ちょっと現実離れしすぎているんじゃないかと 思ったけれど、百田さんの執筆前の取材は徹底していると評判なので、実際にこれぐらい すごいことも起こるかもしれない。 百田さんの小説では、事実としての歴史を題材にしたものが特におもしろいけれど、 これは、本来のフィクションなので、その設定に条件がないため 純粋にすごい状況になっていて、そんな状況でのストーリー展開にもわくわくさせられる。
この話は実話を基にしていることは、当然理解していたが、主人公は一体、実世界のだれで、 どこの会社なのか、最後の解説で初めてわかった。時代が私がまだ小学校前(50年近く前) のことで、民族系の石油会社という言葉は知っていたが、どの会社にあたるのか恥ずかしながら 知らなかった。この素晴らしい会社の精神は、今でも出光さんで生き続けているのだろうか? ちょっと調べたくなった。
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風の中のマリア
百田尚樹さんは、書いているテーマが本当に毎回違っていて、飽きることがない。 人気作家の中には、同じ様な題材を何度も使って書いている人もいる。 何冊か読んでいるうちに、底が見えてくるケースが多いけれど、 百田尚樹さんは、その点期待を裏切らない。 この作品も、全く斬新で、スズメバチという異質の世界を題材にしているが、 読んでいて引き込まれてしまう。
孤宿の人 下
宮部みゆきさんのファンだが、時代小説物を読むのは初めてで、 推理小説作家としてのイメージで読み進めたので、 正直少し面食らってしまいました。 ただ、テーマというわけではないと思いますが、 人の気持ちの持ちようをうまく活用する偉い人がいるもんだ と感じました。
生存者ゼロ
SFの要素と当時に謎解きの要素もあり、また人間ドラマもあり、恋愛話までも 少し垣間見えるサービス精神旺盛なアクションストリーかな。 最後の解決部分がもう少し説得力があるような流れがあってもと思うけれど、 これは読者のわがままか。まあ最終章には展開の速さが必要なので、 そう僕がかんじただけかも。
モンスター
主人公の執念に満ちた人生が壮絶ですごく、ちょっと現実離れしすぎているんじゃないかと 思ったけれど、百田さんの執筆前の取材は徹底していると評判なので、実際にこれぐらい すごいことも起こるかもしれない。 百田さんの小説では、事実としての歴史を題材にしたものが特におもしろいけれど、 これは、本来のフィクションなので、その設定に条件がないため 純粋にすごい状況になっていて、そんな状況でのストーリー展開にもわくわくさせられる。
海賊とよばれた男(下)
この話は実話を基にしていることは、当然理解していたが、主人公は一体、実世界のだれで、 どこの会社なのか、最後の解説で初めてわかった。時代が私がまだ小学校前(50年近く前) のことで、民族系の石油会社という言葉は知っていたが、どの会社にあたるのか恥ずかしながら 知らなかった。この素晴らしい会社の精神は、今でも出光さんで生き続けているのだろうか? ちょっと調べたくなった。