今ならある程度の専門用語なら英語で十分なのに、なぜにドイツ語で・・・。 原典版とは聞こえはいいですが、装飾音やアーティキュレーションが無いのは良いとして、 編集者独自のフレーズの切り方など、「これはこの人の解釈過ぎない?」と言うのが 散見されるのが残念です。 また本当に装飾音が多くて困る物に限って、一部しか譜例が無いのもイタイと改めて思いました。 1~20番まではインベンションより前の段階でかなり平易で、 それ以降はインベンションと併行というのは妥当だと思われます。 綺麗な曲もあるので、バッハとは違う商品ならではの軽さを堪能できます。
事典というより読み物として読んでほしいとのことです。 事典というには著者の主観が圧倒的に強いのは閉口します。 また宮城道雄より後の人・作品は全てカットされていて致命的です。 ●1 見づらさ まさに古臭い昭和の社会の教科書と同じ紙面で大変見づらい。 良く見えないレベルの小さいモノクロ写真や 数ページにわたる図、更に(~カ)という”謎の記号”の使用の連続、 後でどこに何を書いていたか探すのが大変です。 ●2 謎は放置で持論の展開ばかり 少なくとも書籍として事典と書いているのに 「~ようだ」「~かもしれない」「~と思う」など ”自分はこう思うけど、責任は持ちませんよ”的表現が多すぎて どこまでが史実なのか分からない部分が散見される。 ●3 語彙があまりに俗っぽい 平安時代はほぼフリーセックスだとか、 箏をペットとして扱うとか そうかもしれないけれど、言い回しの臭いがキツ過ぎる。 わざとスポーツ新聞に寄せてるのか 「○○は△△だったのか?」な小見出しも多いので 主観の押しの強さと相まって読み進めるのが困難になります。 ●4 時代を網羅しきれていない 宮城道雄より後をバッサリと切り捨てているのは 現代邦楽には何の役にも立たないので、 最初から説明文で書いておいて欲しいです。 ●良い点 それでも貴重な和楽器の歴史の一部と箏の詳細は知ることができます。 集大成的な本が見つけにくい中では手に取りやすいでしょう。 だから買ったのですが・・・。 古典作品~宮城作品までの詳細一覧や 楽器としての箏の名器についての章の2点に関しては 一読の価値はあるかと思われます。 ●最終評価 以上タイトル通りの「箏の事を網羅した書籍」ではありません。 もちろん、もっとカラー写真や文章配置の見やすさ、 何よりも校閲等で文章が洗練されたものがあれば何よりなのですが。 値段も安くないし期待が高かったので仕方なくこの評価にしました。
写真入りフルカラーですが、 細かなポイントやバリエーションが 「意外とざっくり」に感じました。 この価格を「本」として購入するだけの価値はどうでしょうか。 あくまでも個人的意見ですが、 私はこれを見て「作ってみよう!」とはならなかったです。
ある番組で紹介されてたのを見てもう片方を購入するときに こちらにも気づいて一緒に購入。 前作と同じで、 ・脈絡が無い流れ ・関係性の薄い挿絵ばかり ・なぜそうなのかという由縁もない だけでなく、 こちらはその国の文字のみなので どう読んでいいのか、どこで切るのかさえも分からず、 日本語訳があってるのかさえも確かめられず、 前作よりも更なるキツイストレスを抱える羽目に・・・。 ここまで来ると、絵本収集家にしか無理かと思います。 内容を求めてしまってはいけない一冊です。
ある番組で紹介されてたのを見て購入。 脈絡が無い流れに関係性の薄い挿絵ばかりで ちゃんとした発音とか由縁とかが一切かかれず、 なぜそうなのか?という一番の疑問点は 残されたまま、というストレスを抱える羽目に・・・。 家族にも読んでもらったのですが、 「ピンと来なくて、だから何?って感じ」 とまで言われてしまいました。 絵本収集家には良いでしょうが、 内容を求めてしまうととんでもなく高い一冊かと思います。
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今ならある程度の専門用語なら英語で十分なのに、なぜにドイツ語で・・・。 原典版とは聞こえはいいですが、装飾音やアーティキュレーションが無いのは良いとして、 編集者独自のフレーズの切り方など、「これはこの人の解釈過ぎない?」と言うのが 散見されるのが残念です。 また本当に装飾音が多くて困る物に限って、一部しか譜例が無いのもイタイと改めて思いました。 1~20番まではインベンションより前の段階でかなり平易で、 それ以降はインベンションと併行というのは妥当だと思われます。 綺麗な曲もあるので、バッハとは違う商品ならではの軽さを堪能できます。
箏と箏曲を知る事典
事典というより読み物として読んでほしいとのことです。 事典というには著者の主観が圧倒的に強いのは閉口します。 また宮城道雄より後の人・作品は全てカットされていて致命的です。 ●1 見づらさ まさに古臭い昭和の社会の教科書と同じ紙面で大変見づらい。 良く見えないレベルの小さいモノクロ写真や 数ページにわたる図、更に(~カ)という”謎の記号”の使用の連続、 後でどこに何を書いていたか探すのが大変です。 ●2 謎は放置で持論の展開ばかり 少なくとも書籍として事典と書いているのに 「~ようだ」「~かもしれない」「~と思う」など ”自分はこう思うけど、責任は持ちませんよ”的表現が多すぎて どこまでが史実なのか分からない部分が散見される。 ●3 語彙があまりに俗っぽい 平安時代はほぼフリーセックスだとか、 箏をペットとして扱うとか そうかもしれないけれど、言い回しの臭いがキツ過ぎる。 わざとスポーツ新聞に寄せてるのか 「○○は△△だったのか?」な小見出しも多いので 主観の押しの強さと相まって読み進めるのが困難になります。 ●4 時代を網羅しきれていない 宮城道雄より後をバッサリと切り捨てているのは 現代邦楽には何の役にも立たないので、 最初から説明文で書いておいて欲しいです。 ●良い点 それでも貴重な和楽器の歴史の一部と箏の詳細は知ることができます。 集大成的な本が見つけにくい中では手に取りやすいでしょう。 だから買ったのですが・・・。 古典作品~宮城作品までの詳細一覧や 楽器としての箏の名器についての章の2点に関しては 一読の価値はあるかと思われます。 ●最終評価 以上タイトル通りの「箏の事を網羅した書籍」ではありません。 もちろん、もっとカラー写真や文章配置の見やすさ、 何よりも校閲等で文章が洗練されたものがあれば何よりなのですが。 値段も安くないし期待が高かったので仕方なくこの評価にしました。
本当においしく作れる洋食
写真入りフルカラーですが、 細かなポイントやバリエーションが 「意外とざっくり」に感じました。 この価格を「本」として購入するだけの価値はどうでしょうか。 あくまでも個人的意見ですが、 私はこれを見て「作ってみよう!」とはならなかったです。
誰も知らない世界のことわざ
ある番組で紹介されてたのを見てもう片方を購入するときに こちらにも気づいて一緒に購入。 前作と同じで、 ・脈絡が無い流れ ・関係性の薄い挿絵ばかり ・なぜそうなのかという由縁もない だけでなく、 こちらはその国の文字のみなので どう読んでいいのか、どこで切るのかさえも分からず、 日本語訳があってるのかさえも確かめられず、 前作よりも更なるキツイストレスを抱える羽目に・・・。 ここまで来ると、絵本収集家にしか無理かと思います。 内容を求めてしまってはいけない一冊です。
翻訳できない世界のことば
ある番組で紹介されてたのを見て購入。 脈絡が無い流れに関係性の薄い挿絵ばかりで ちゃんとした発音とか由縁とかが一切かかれず、 なぜそうなのか?という一番の疑問点は 残されたまま、というストレスを抱える羽目に・・・。 家族にも読んでもらったのですが、 「ピンと来なくて、だから何?って感じ」 とまで言われてしまいました。 絵本収集家には良いでしょうが、 内容を求めてしまうととんでもなく高い一冊かと思います。