前作の『鬼滅夜話』で植朗子さんのファンになりました。 作者の植さんはとにかくマンガが大好きで、その深い思いを研究者の視点で掘り下げ、それを先生の目線でわかりやすく説明してくれています。 比較的新しい作品も古い作品も、「あ、そのシーンは私も強く残ってる!」と同意したり、その実、ストーリーを追うのに精一杯で、この本を読んでそうだったのか…と気付かされたり。そしてこの本を読み終えたあとすっきりした気持ちになり、もう一度コミックスを引っ張り出して読もうと思いました。そしてまたキャラクターたちの運命論を読みたいと思います。
上巻レビューからの続き 下巻では本編のほかに ・『佳作』マガジン新人賞入選作 ・新装版限定 ロングインタビュー が掲載されています。 『チ。』をはじめとする作品のイメージから魚豊先生は 『孤高の天才タイプ』と勝手に思っていたのですが、 担当の方がおっしゃる「他人としっかり関わっている人」 の言葉通り、ユーモラスで柔軟性がある(しかも一貫性がある) そんなお話をたくさん聞くことができました。 余計なものをそぎ落ちした疾走感のある漫画、 短距離タイプの傑作、これからも楽しみです。
『チ。』がとてもよくて気になって購入しました。 余計なものを一切そぎ落とした、 漫画そのものも100m走の疾走感で一気に読めました。 一気に読みながら、鳥肌と感動の涙が止まらず 感情が揺さぶられまくりです。 (本はB6サイズでコンビニブックのような厚さです) 巻末の「100m」マガジン新人特別奨励賞 も楽しめます。 △下巻のレビューに続きます。→
8巻まで行きましたが相変わらずの面白さです。 これからも楽しみにしています!
8巻は表紙ヴエコ、イルミューイ を中心とした話です。 (レグ、リコ、ナナチはほとんど出て来ません) 相変わらず残酷で理不尽で悲しくて苦しい世界観で 読んでいて思わず作者に「ここまで残酷にしなくても」 と文句を言いたくなってしまいます。 この(可愛い)絵じゃなかったらとてもじゃない読んでいられない! いや可愛い絵だからこそ辛いのか でも読み終わる頃には、この闇は今も日本のどこかや 海外に存在している闇と同じで それを形を変えてここに見せているんじゃないかと、 辛い話が続きますが、やはり続きが気になって仕方ないのです。 / 悪夢は自分が実際その立場になったとき対応できるように 生きるための心がその悪夢を見させているという話を 読んだことがあるのですが なんだかアビスを読んでいると時々その言葉を思い出すのです。
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キャラクターたちの運命論(1040;1040)
前作の『鬼滅夜話』で植朗子さんのファンになりました。 作者の植さんはとにかくマンガが大好きで、その深い思いを研究者の視点で掘り下げ、それを先生の目線でわかりやすく説明してくれています。 比較的新しい作品も古い作品も、「あ、そのシーンは私も強く残ってる!」と同意したり、その実、ストーリーを追うのに精一杯で、この本を読んでそうだったのか…と気付かされたり。そしてこの本を読み終えたあとすっきりした気持ちになり、もう一度コミックスを引っ張り出して読もうと思いました。そしてまたキャラクターたちの運命論を読みたいと思います。
ひゃくえむ。新装版(下)
上巻レビューからの続き 下巻では本編のほかに ・『佳作』マガジン新人賞入選作 ・新装版限定 ロングインタビュー が掲載されています。 『チ。』をはじめとする作品のイメージから魚豊先生は 『孤高の天才タイプ』と勝手に思っていたのですが、 担当の方がおっしゃる「他人としっかり関わっている人」 の言葉通り、ユーモラスで柔軟性がある(しかも一貫性がある) そんなお話をたくさん聞くことができました。 余計なものをそぎ落ちした疾走感のある漫画、 短距離タイプの傑作、これからも楽しみです。
ひゃくえむ。新装版(上)
『チ。』がとてもよくて気になって購入しました。 余計なものを一切そぎ落とした、 漫画そのものも100m走の疾走感で一気に読めました。 一気に読みながら、鳥肌と感動の涙が止まらず 感情が揺さぶられまくりです。 (本はB6サイズでコンビニブックのような厚さです) 巻末の「100m」マガジン新人特別奨励賞 も楽しめます。 △下巻のレビューに続きます。→
1日外出録ハンチョウ(8)
8巻まで行きましたが相変わらずの面白さです。 これからも楽しみにしています!
メイドインアビス 8
8巻は表紙ヴエコ、イルミューイ を中心とした話です。 (レグ、リコ、ナナチはほとんど出て来ません) 相変わらず残酷で理不尽で悲しくて苦しい世界観で 読んでいて思わず作者に「ここまで残酷にしなくても」 と文句を言いたくなってしまいます。 この(可愛い)絵じゃなかったらとてもじゃない読んでいられない! いや可愛い絵だからこそ辛いのか でも読み終わる頃には、この闇は今も日本のどこかや 海外に存在している闇と同じで それを形を変えてここに見せているんじゃないかと、 辛い話が続きますが、やはり続きが気になって仕方ないのです。 / 悪夢は自分が実際その立場になったとき対応できるように 生きるための心がその悪夢を見させているという話を 読んだことがあるのですが なんだかアビスを読んでいると時々その言葉を思い出すのです。