最初は人が巨人に食べられるという衝撃的なストーリーに怖いもの見たさで読み進めてましたが、ちりばめられた様々な伏線が最後にきれいに回収されてすっきりしました。
1992-1995はちょうど子供が生まれてまだ小さかった頃。CDを買ってきて聞くという普通のことがなかなかできなかった時期でした。聞いていると、ああ、確かにこんな曲、あの頃テレビとかで流れてたなぁ、という感じ。
この本を読むまでは河井継之助という人物を知らなかったが、読むにつれ感情移入してしまい、彼の人生の後半部分では、その悲運を嘆き悲しむ自分がいた。この感覚は「織田信長」を読んでいた時とほぼ同じか?いまでは中学・高校でも日本史をあまり詳しくは教えていないようだが、こういう時代小説に触れることは若い世代の方々に日本人とは、を教える上で極めて重要であると思う。
高校の日本史で習った幕末は、ペリー来航や大政奉還など淡々と大きな事象のみを記憶することが求められる。この本を読むと、その時代に生きていた人々の姿が鮮明に映し出され、「大政奉還により江戸幕府が終わり明治時代となった」という薄っぺらい事実ではなく、いかにその変化が大きく、これに関わる人々がどのような立場で何を考えていたのか、を考えさせられる。
40歳を過ぎてから国内外の歴史小説を読み始めるようになり、定番の司馬遼太郎氏の作品のうち、長すぎないものとしてチョイス。最初は完全なフィクションかと思ったが、詳細な時代考証に裏打ちされたほぼノンフィクションであると理解。大政奉還は学校の歴史の授業では、その事実しか学ばないが、当然その背後には様々な物語があり、その当たり前のことに気づかせてくれる。
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進撃の巨人(34)
最初は人が巨人に食べられるという衝撃的なストーリーに怖いもの見たさで読み進めてましたが、ちりばめられた様々な伏線が最後にきれいに回収されてすっきりしました。
Mr.Children 1992-1995
1992-1995はちょうど子供が生まれてまだ小さかった頃。CDを買ってきて聞くという普通のことがなかなかできなかった時期でした。聞いていると、ああ、確かにこんな曲、あの頃テレビとかで流れてたなぁ、という感じ。
峠 下
この本を読むまでは河井継之助という人物を知らなかったが、読むにつれ感情移入してしまい、彼の人生の後半部分では、その悲運を嘆き悲しむ自分がいた。この感覚は「織田信長」を読んでいた時とほぼ同じか?いまでは中学・高校でも日本史をあまり詳しくは教えていないようだが、こういう時代小説に触れることは若い世代の方々に日本人とは、を教える上で極めて重要であると思う。
峠 中
高校の日本史で習った幕末は、ペリー来航や大政奉還など淡々と大きな事象のみを記憶することが求められる。この本を読むと、その時代に生きていた人々の姿が鮮明に映し出され、「大政奉還により江戸幕府が終わり明治時代となった」という薄っぺらい事実ではなく、いかにその変化が大きく、これに関わる人々がどのような立場で何を考えていたのか、を考えさせられる。
峠 上
40歳を過ぎてから国内外の歴史小説を読み始めるようになり、定番の司馬遼太郎氏の作品のうち、長すぎないものとしてチョイス。最初は完全なフィクションかと思ったが、詳細な時代考証に裏打ちされたほぼノンフィクションであると理解。大政奉還は学校の歴史の授業では、その事実しか学ばないが、当然その背後には様々な物語があり、その当たり前のことに気づかせてくれる。