「舟を編む」。先に映画を観ました。 何を観るか決めずに出かけたので、「加藤剛さんが出るらしい」以外の前知識なしに観ました。 とてもしみじみと良い映画でした。とても感動しました。 原作も読みたくなって、購入しました。 三浦しをん さんの文章を読むのも初めて。 映画とは違う所もあったけれど、映画を観た時には理解できなかった細かい気持ちの動きも良くわかりました。 10年20年またはそれ以上という長いスパンで完成していく仕事。 地味だけど、私たちの生活に必要な物を淡々と作っていく人々。 脚光を浴びるわけでもなく、わかりやすい見返りがあるとは限らない仕事。 そういう仕事は山ほどありますよね。 初めて知った、「辞書を作る」という仕事もその一つだと思います。 言葉の大切さ、言葉を使って伝える大切さも、再認識です。 「どうせわかってもらえない」とあきらめる前に、言葉を使って伝える努力は必要です。
梨木香歩さんの作品「からくりからくさ」で、冒頭から印象的に登場する「りかさん」と、蓉子のなれそめと言える一冊。 かたくななまでの草木染へのこだわりも、こちらの本を読めば納得。悲しい宿命や、運命を、避けることも出来ずに受け止めさせられた人形達のそれぞれの想いも、すさまじいです。梨木香歩さんの作品をもっと読んでみたくなりました。
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舟を編む
「舟を編む」。先に映画を観ました。 何を観るか決めずに出かけたので、「加藤剛さんが出るらしい」以外の前知識なしに観ました。 とてもしみじみと良い映画でした。とても感動しました。 原作も読みたくなって、購入しました。 三浦しをん さんの文章を読むのも初めて。 映画とは違う所もあったけれど、映画を観た時には理解できなかった細かい気持ちの動きも良くわかりました。 10年20年またはそれ以上という長いスパンで完成していく仕事。 地味だけど、私たちの生活に必要な物を淡々と作っていく人々。 脚光を浴びるわけでもなく、わかりやすい見返りがあるとは限らない仕事。 そういう仕事は山ほどありますよね。 初めて知った、「辞書を作る」という仕事もその一つだと思います。 言葉の大切さ、言葉を使って伝える大切さも、再認識です。 「どうせわかってもらえない」とあきらめる前に、言葉を使って伝える努力は必要です。
りかさん
梨木香歩さんの作品「からくりからくさ」で、冒頭から印象的に登場する「りかさん」と、蓉子のなれそめと言える一冊。 かたくななまでの草木染へのこだわりも、こちらの本を読めば納得。悲しい宿命や、運命を、避けることも出来ずに受け止めさせられた人形達のそれぞれの想いも、すさまじいです。梨木香歩さんの作品をもっと読んでみたくなりました。