劇場ではあの松田聖子さんの「プルメリアの伝説」とのW上映だったかな。 それゆえ、これを劇場で観た人は多いと思います。懐かしさで購入。 まあ、今鑑賞すると、ストーリー上のアラだとか不自然な進行だとか、 突っ込みどころはいくらでもあるのですが、鉄也ファンなら多分全部許した上で 泣けますね。特にラストの子供との別れのシーンで手加減を感じさせない ビンタの応酬は圧巻。後日談でどこかで読みましたが、そのシーンはかなりの アドリブだったとか。ともかくも、刑事・片山の「ハンガーヌンチャク」の極意 ここに極まれり!刑事といえども人間であるというメッセージは今見ると実に 暖かみがあります。また、アクションシーンは見どころ抜群です。 評価の分かれ目はすばり、武田鉄也が「好きか・嫌いか」。おそらくそこが 最大に大きいです。金八先生とかとは設定が全然違うので、そこも間違っちゃ いけませんね。私は文句なく、この映画好きです。好みは分かれる映画でしょうね。
47巻では、これはラブロマンスマンガかよと突っ込みたくなりましたが、 さすが!この48巻。物凄い速度で物語が展開。新旧どちらのファンでも これは確実に楽しめると思います。危機迫る亜弓さんの演技。交錯する恋模様。 しかもラブが安っぽくなってないのが素晴らしい。桜小路くんの苦悩も、真澄様の 大問題勃発もヤバす。これに紅天女の試演が絡んでくるのだからもうたまらない。 ここ数巻の物足りなさが嘘のように消えて、新生ガラカメな感じです。あとは 月影先生さえ姿を見せてくれれば、あるいは大団円にまっしぐらかも。 こうまで伏線を張った以上、ミウチ先生、先を考えて書いてらっしゃるのが わかります。完全☆5です。素晴らしい。
映画の名作「ショーシャンクの空に」の原作を探してました。タイトルでは合致せず、つまりはこの文庫本に。 多くの方がきっとそうだと思いますが、「映画から先に」 入ってしまうと、原作で拍子抜けするパターンだと思いました。いや、キングの文章は悪くない。映画のほうが、デコレーションしすぎなんです。ゆえに、原作はまた違ったモノに 読めますから、それはそれ。で、ゴールデンボーイのほうが圧倒的に長いんですが、ショーシャンクの味わいを求めてきた読者には、違和感は必ずあると思います。 「そっちは読まなくても別に気にしない」ってくらいに 思っておかないと、おそらく損した気分になります。 自分と同じ入り方をしてる方への参考になればと思い、 あえて3つに、とどめておきます。
外交問題然り、こと「中国」という国は日本人の常識では 物凄くわかりずらい。有識者の間では、「日本と反対に」 ものを考えればいいとも言われる。そんな近くて遠い国の 特に近代近世のことを非常に判り易く書いている。そして、 わかったようでいた私も、これは知らない!という、 かなり突っ込んだ部分まで書いてある。それでいて、 わかりやすいのだから、お奨め度は当然満点。
漱石は現代文学に慣れてしまった現代の学童には決してお奨めできない文章表現なのは否めないし、強いてチョイスするなら無難に「猫である」「坊っちゃん」だろう。しかし小説ジャンルで言えばあまりにも短いこの「夢十夜」ほど最早形骸化した<純文学>に置いて、漱石がなぜ傑出した文豪なのか?思い知らされる作品はないと思う。簡単に言えば「恐い」。うなされるような、漱石自身が見たはずの夢を、綺麗に結晶させて読み手の力量に合わせるかのように、流麗な短編仕上げにしたこの数ページは、他に類をみない傑作であり永遠の名作と呼んでいいものだと思う。寝る前には読まないほうがいいのは間違いない。文庫化にあたっての編成は「文鳥」などかなりシビアな作風を集めていて、新潮文庫のこれがお奨めだと思う。
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刑事物語2 りんごの詩
劇場ではあの松田聖子さんの「プルメリアの伝説」とのW上映だったかな。 それゆえ、これを劇場で観た人は多いと思います。懐かしさで購入。 まあ、今鑑賞すると、ストーリー上のアラだとか不自然な進行だとか、 突っ込みどころはいくらでもあるのですが、鉄也ファンなら多分全部許した上で 泣けますね。特にラストの子供との別れのシーンで手加減を感じさせない ビンタの応酬は圧巻。後日談でどこかで読みましたが、そのシーンはかなりの アドリブだったとか。ともかくも、刑事・片山の「ハンガーヌンチャク」の極意 ここに極まれり!刑事といえども人間であるというメッセージは今見ると実に 暖かみがあります。また、アクションシーンは見どころ抜群です。 評価の分かれ目はすばり、武田鉄也が「好きか・嫌いか」。おそらくそこが 最大に大きいです。金八先生とかとは設定が全然違うので、そこも間違っちゃ いけませんね。私は文句なく、この映画好きです。好みは分かれる映画でしょうね。
ガラスの仮面 48
47巻では、これはラブロマンスマンガかよと突っ込みたくなりましたが、 さすが!この48巻。物凄い速度で物語が展開。新旧どちらのファンでも これは確実に楽しめると思います。危機迫る亜弓さんの演技。交錯する恋模様。 しかもラブが安っぽくなってないのが素晴らしい。桜小路くんの苦悩も、真澄様の 大問題勃発もヤバす。これに紅天女の試演が絡んでくるのだからもうたまらない。 ここ数巻の物足りなさが嘘のように消えて、新生ガラカメな感じです。あとは 月影先生さえ姿を見せてくれれば、あるいは大団円にまっしぐらかも。 こうまで伏線を張った以上、ミウチ先生、先を考えて書いてらっしゃるのが わかります。完全☆5です。素晴らしい。
ゴールデンボーイ
映画の名作「ショーシャンクの空に」の原作を探してました。タイトルでは合致せず、つまりはこの文庫本に。 多くの方がきっとそうだと思いますが、「映画から先に」 入ってしまうと、原作で拍子抜けするパターンだと思いました。いや、キングの文章は悪くない。映画のほうが、デコレーションしすぎなんです。ゆえに、原作はまた違ったモノに 読めますから、それはそれ。で、ゴールデンボーイのほうが圧倒的に長いんですが、ショーシャンクの味わいを求めてきた読者には、違和感は必ずあると思います。 「そっちは読まなくても別に気にしない」ってくらいに 思っておかないと、おそらく損した気分になります。 自分と同じ入り方をしてる方への参考になればと思い、 あえて3つに、とどめておきます。
そうだったのか! 中国
外交問題然り、こと「中国」という国は日本人の常識では 物凄くわかりずらい。有識者の間では、「日本と反対に」 ものを考えればいいとも言われる。そんな近くて遠い国の 特に近代近世のことを非常に判り易く書いている。そして、 わかったようでいた私も、これは知らない!という、 かなり突っ込んだ部分まで書いてある。それでいて、 わかりやすいのだから、お奨め度は当然満点。
文鳥・夢十夜
漱石は現代文学に慣れてしまった現代の学童には決してお奨めできない文章表現なのは否めないし、強いてチョイスするなら無難に「猫である」「坊っちゃん」だろう。しかし小説ジャンルで言えばあまりにも短いこの「夢十夜」ほど最早形骸化した<純文学>に置いて、漱石がなぜ傑出した文豪なのか?思い知らされる作品はないと思う。簡単に言えば「恐い」。うなされるような、漱石自身が見たはずの夢を、綺麗に結晶させて読み手の力量に合わせるかのように、流麗な短編仕上げにしたこの数ページは、他に類をみない傑作であり永遠の名作と呼んでいいものだと思う。寝る前には読まないほうがいいのは間違いない。文庫化にあたっての編成は「文鳥」などかなりシビアな作風を集めていて、新潮文庫のこれがお奨めだと思う。