ネットの番組で時々百田さんをお見かけしますが、やっぱり百田さんは文章の人です。登場するカエルの名前の付け方は、少し考えるとウィットをきかせまくっていて吹き出しそうになります。しかし、内容はかなりシリアス。日本の防衛安全状況に警告を与えるものです。本書では何気なく普段思い込まされてしまっている情報によって作られてしまった大衆の心理により、とんでもない方向に国家が舵を取ってしまうことの恐ろしさを寓話として描かれています。 日本の古典に人の様を表現した鳥獣戯画なるものがありましたが、 カエルの楽園は現代の鳥獣戯画とも言えるのではないかと思いました。報道リテラシーの重要性とちゃんと責任を持って自分の選択をすることの大切さを考えさせられました。
高校生の時に初めて読んだ本ですが、歳を重ねた今読み直そうと思い購入しました。銀河鉄道の夜は手元にあったのですが、注文の多い料理屋は見当たらなかったので今回はこちらのみ。宮沢賢治の本は何度読み返してみても新鮮で、普段の生活の中でふと思い出して、内容や表現について考えさせられます。不思議な作家ですね。一冊に全編が入っていて、それぞれ15ページくらいの手ごろな長さなので電車に乗りながら楽しく読めるのが嬉しいです。
原著は10年くらい前のものだったと思いますが、いい勉強になりました。
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カエルの楽園
ネットの番組で時々百田さんをお見かけしますが、やっぱり百田さんは文章の人です。登場するカエルの名前の付け方は、少し考えるとウィットをきかせまくっていて吹き出しそうになります。しかし、内容はかなりシリアス。日本の防衛安全状況に警告を与えるものです。本書では何気なく普段思い込まされてしまっている情報によって作られてしまった大衆の心理により、とんでもない方向に国家が舵を取ってしまうことの恐ろしさを寓話として描かれています。 日本の古典に人の様を表現した鳥獣戯画なるものがありましたが、 カエルの楽園は現代の鳥獣戯画とも言えるのではないかと思いました。報道リテラシーの重要性とちゃんと責任を持って自分の選択をすることの大切さを考えさせられました。
注文の多い料理店
高校生の時に初めて読んだ本ですが、歳を重ねた今読み直そうと思い購入しました。銀河鉄道の夜は手元にあったのですが、注文の多い料理屋は見当たらなかったので今回はこちらのみ。宮沢賢治の本は何度読み返してみても新鮮で、普段の生活の中でふと思い出して、内容や表現について考えさせられます。不思議な作家ですね。一冊に全編が入っていて、それぞれ15ページくらいの手ごろな長さなので電車に乗りながら楽しく読めるのが嬉しいです。
もうひとつの脳 ニューロンを支配する陰の主役「グリア細胞」
原著は10年くらい前のものだったと思いますが、いい勉強になりました。