「情報生産者」という言葉。惹かれました。 この本は、「情報生産者」である「研究者」の為の「論文」の書き方をまとめた本です。上野先生が自分のゼミで生徒さんたちに指導している内容をまとめた本になります。研究論文以外のレポートなりパワーポイントなりの資料を作る時に有効な内容になっていますが、やはり、社会人大学院の型も含めて、これから研究論文等を書かれる方に特におすすめの内容です。 研究論文とは、「自ら立てた「問い」に対して、先行研究を理解し、その上で批判的に分析し、問いに対して自らの仮説を立てて、その仮説を分析し、新たな発見を自らの考えとして主張するもの」と書かれています。 この本では、これらの流れに沿って、どのように論文を作っていくべきかとても分かりやすい言葉で丁寧に書かれているので大変参考になります。また、本の中に随所に出てくる「上野節」にこんな面倒見の良い先生うらやましいなぁと感じてしまいました。 個人的には、特に問いを立てる部分で、ちょうど自らの研究テーマを決めている最中でしたので参考にさせてもらおうと思っています。 上野先生は、「答えの出る問いを立てる」「手に負える問いを立てる」「データアクセスのある対象を選ぶ」とおっしゃっています。ここら辺も一度「問い」を立てた上で少しずつ洗練させていくものなのかもしれません。また、その中で「オリジナリティのある問い」を立てていきたいものです。 あとは、ここで学んだ「問い」の立て方や「研究計画書」の作り方を手を動かしながら覚える事が重要だと思いますので、色々試行錯誤しながらやってみようと思います。
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情報生産者になる
「情報生産者」という言葉。惹かれました。 この本は、「情報生産者」である「研究者」の為の「論文」の書き方をまとめた本です。上野先生が自分のゼミで生徒さんたちに指導している内容をまとめた本になります。研究論文以外のレポートなりパワーポイントなりの資料を作る時に有効な内容になっていますが、やはり、社会人大学院の型も含めて、これから研究論文等を書かれる方に特におすすめの内容です。 研究論文とは、「自ら立てた「問い」に対して、先行研究を理解し、その上で批判的に分析し、問いに対して自らの仮説を立てて、その仮説を分析し、新たな発見を自らの考えとして主張するもの」と書かれています。 この本では、これらの流れに沿って、どのように論文を作っていくべきかとても分かりやすい言葉で丁寧に書かれているので大変参考になります。また、本の中に随所に出てくる「上野節」にこんな面倒見の良い先生うらやましいなぁと感じてしまいました。 個人的には、特に問いを立てる部分で、ちょうど自らの研究テーマを決めている最中でしたので参考にさせてもらおうと思っています。 上野先生は、「答えの出る問いを立てる」「手に負える問いを立てる」「データアクセスのある対象を選ぶ」とおっしゃっています。ここら辺も一度「問い」を立てた上で少しずつ洗練させていくものなのかもしれません。また、その中で「オリジナリティのある問い」を立てていきたいものです。 あとは、ここで学んだ「問い」の立て方や「研究計画書」の作り方を手を動かしながら覚える事が重要だと思いますので、色々試行錯誤しながらやってみようと思います。