「情報生産者」という言葉。惹かれました。 この本は、「情報生産者」である「研究者」の為の「論文」の書き方をまとめた本です。上野先生が自分のゼミで生徒さんたちに指導している内容をまとめた本になります。研究論文以外のレポートなりパワーポイントなりの資料を作る時に有効な内容になっていますが、やはり、社会人大学院の型も含めて、これから研究論文等を書かれる方に特におすすめの内容です。 研究論文とは、「自ら立てた「問い」に対して、先行研究を理解し、その上で批判的に分析し、問いに対して自らの仮説を立てて、その仮説を分析し、新たな発見を自らの考えとして主張するもの」と書かれています。 この本では、これらの流れに沿って、どのように論文を作っていくべきかとても分かりやすい言葉で丁寧に書かれているので大変参考になります。また、本の中に随所に出てくる「上野節」にこんな面倒見の良い先生うらやましいなぁと感じてしまいました。 個人的には、特に問いを立てる部分で、ちょうど自らの研究テーマを決めている最中でしたので参考にさせてもらおうと思っています。 上野先生は、「答えの出る問いを立てる」「手に負える問いを立てる」「データアクセスのある対象を選ぶ」とおっしゃっています。ここら辺も一度「問い」を立てた上で少しずつ洗練させていくものなのかもしれません。また、その中で「オリジナリティのある問い」を立てていきたいものです。 あとは、ここで学んだ「問い」の立て方や「研究計画書」の作り方を手を動かしながら覚える事が重要だと思いますので、色々試行錯誤しながらやってみようと思います。
経営学の本ですが、「みんなの」と付くだけあって、優しい文体で書かれています。 第一章では、経営学とは、「主体性のある人を如何に動かすのかが根本的なテーマ」であることを1章にわたってまず説明しています。この「経営学」の定義も人によって様々で理解を深める事を阻害する要因の一つだと自分は思っています。 また、なかなか抽象的な分だったりするので、理解するのが難しかったりします。その点では、経営学とは「それぞれ意思のある人を如何に動かすかの学問」と言われるとスーッと入ってきて、そして2章以降の内容ともつながりがあるので理解しやすい本ではあると思います。 組織論的な面で企業・リーダーシップ・モチベーション・組織そのものについて書かれており、繰り返しになりますが、平易な文で書かれているので読みやすいです。ただ、経営学を1冊で書くのは当然難しいので、サマリー的な感じにはなっています。この本を読んで、深く知りたいときは、別の本で勉強するのがいいかもしれません。個人的には、もう少し、経営戦略を深堀したいなぁと思いました。
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情報生産者になる
「情報生産者」という言葉。惹かれました。 この本は、「情報生産者」である「研究者」の為の「論文」の書き方をまとめた本です。上野先生が自分のゼミで生徒さんたちに指導している内容をまとめた本になります。研究論文以外のレポートなりパワーポイントなりの資料を作る時に有効な内容になっていますが、やはり、社会人大学院の型も含めて、これから研究論文等を書かれる方に特におすすめの内容です。 研究論文とは、「自ら立てた「問い」に対して、先行研究を理解し、その上で批判的に分析し、問いに対して自らの仮説を立てて、その仮説を分析し、新たな発見を自らの考えとして主張するもの」と書かれています。 この本では、これらの流れに沿って、どのように論文を作っていくべきかとても分かりやすい言葉で丁寧に書かれているので大変参考になります。また、本の中に随所に出てくる「上野節」にこんな面倒見の良い先生うらやましいなぁと感じてしまいました。 個人的には、特に問いを立てる部分で、ちょうど自らの研究テーマを決めている最中でしたので参考にさせてもらおうと思っています。 上野先生は、「答えの出る問いを立てる」「手に負える問いを立てる」「データアクセスのある対象を選ぶ」とおっしゃっています。ここら辺も一度「問い」を立てた上で少しずつ洗練させていくものなのかもしれません。また、その中で「オリジナリティのある問い」を立てていきたいものです。 あとは、ここで学んだ「問い」の立て方や「研究計画書」の作り方を手を動かしながら覚える事が重要だと思いますので、色々試行錯誤しながらやってみようと思います。
みんなの経営学
経営学の本ですが、「みんなの」と付くだけあって、優しい文体で書かれています。 第一章では、経営学とは、「主体性のある人を如何に動かすのかが根本的なテーマ」であることを1章にわたってまず説明しています。この「経営学」の定義も人によって様々で理解を深める事を阻害する要因の一つだと自分は思っています。 また、なかなか抽象的な分だったりするので、理解するのが難しかったりします。その点では、経営学とは「それぞれ意思のある人を如何に動かすかの学問」と言われるとスーッと入ってきて、そして2章以降の内容ともつながりがあるので理解しやすい本ではあると思います。 組織論的な面で企業・リーダーシップ・モチベーション・組織そのものについて書かれており、繰り返しになりますが、平易な文で書かれているので読みやすいです。ただ、経営学を1冊で書くのは当然難しいので、サマリー的な感じにはなっています。この本を読んで、深く知りたいときは、別の本で勉強するのがいいかもしれません。個人的には、もう少し、経営戦略を深堀したいなぁと思いました。