司馬遼太郎さんの別の本がなかなか読めない(内容的にわかりづらい)ので、購入後少し敬遠していたのですが。 これは面白いです。 (生意気に。。。先生の本は先生が若いころに書いたものの方が小説として面白いと思います) テーマが「暗殺」ということで血なまぐさいのは免れませんが、当時を語るには避けて通れない事象であり、テーマを軸として登場人物の人間味あふれる情景が描かれている所、男性的な無駄のない表現も、私は好きです。
「‘好き’の感情と反対のベクトルに‘嫌い’の感情があることは当たり前のこと」…人を嫌ったり人から嫌われることに口を閉ざしたり眼を背けがちな中で、あえて‘嫌い’の感情は普通のことなんだと言ってもらえたことに、救われた気分になりました。 著者独特の考え方に違和感を覚える人もいるでしょう。 私は救われた気分になったので、著者の考えに共感できる部分は多いです。
ストーリーとしてフィクションであったとしても、中に描かれている出来事一つ一つはおそらくノンフィクションであろうと思う。 こんなことが自分の環境からは遠く離れた世界で繰り広げられていることを知ると言う意味では貴重な機会であったと思うけれど、だからと言って自分にはこの子どもたちに対して何もしてあげられないもどかしさだけが残る、後味の悪さは否めない。いつだって犠牲になるのは力を持たない者達なんだ。
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幕末
司馬遼太郎さんの別の本がなかなか読めない(内容的にわかりづらい)ので、購入後少し敬遠していたのですが。 これは面白いです。 (生意気に。。。先生の本は先生が若いころに書いたものの方が小説として面白いと思います) テーマが「暗殺」ということで血なまぐさいのは免れませんが、当時を語るには避けて通れない事象であり、テーマを軸として登場人物の人間味あふれる情景が描かれている所、男性的な無駄のない表現も、私は好きです。
ひとを<嫌う>ということ
「‘好き’の感情と反対のベクトルに‘嫌い’の感情があることは当たり前のこと」…人を嫌ったり人から嫌われることに口を閉ざしたり眼を背けがちな中で、あえて‘嫌い’の感情は普通のことなんだと言ってもらえたことに、救われた気分になりました。 著者独特の考え方に違和感を覚える人もいるでしょう。 私は救われた気分になったので、著者の考えに共感できる部分は多いです。
闇の子供たち
ストーリーとしてフィクションであったとしても、中に描かれている出来事一つ一つはおそらくノンフィクションであろうと思う。 こんなことが自分の環境からは遠く離れた世界で繰り広げられていることを知ると言う意味では貴重な機会であったと思うけれど、だからと言って自分にはこの子どもたちに対して何もしてあげられないもどかしさだけが残る、後味の悪さは否めない。いつだって犠牲になるのは力を持たない者達なんだ。