前巻は読んでましたから、早く続きを読みたいと思ってました。「ポーの一族」本編は読んでましたから、まあこんな風になるだろうなと想像はしてました。しかし当時の「上流社会の嫌な面」が露骨に描かれているのでストーリー的には必要なんでしょうが、全く共感できませんでした。ただ中途半端に終わりたくないので、「読んだ」って感じですね。まだ作者は物語を描き続けるのでしょうか?再開されてからの本は全て読みましたが、どれも「凄く良かった感」はありませんでした。人の生気を吸って生きていくのが宿命の人たちなので、淡々と感動も無く進んで行くのが正解なのかも知れません。ちなみに私は連載当時から作品は知ってましたが、本格的に読んだのは8年前からです。なので熱狂的なファンではないので、こんな風に感じるのかも知れません。作者の他の作品もほとんどその頃からです。そのせいか「バルバラ異界」は怖くて読めません。「100分で名著」を読んで怖気付いてしまいましたから( ̄∀ ̄)
もう10年以上前に一度読んでます。その時翻訳者は別の人でしたが、クリスマスの暖かい感じがとても伝わって来てとても良い印象がありました。その後村上春樹の翻訳本が出たと知りましたので、いつか読んでみたいと思ってました。村上春樹は全く馴染みがなかったのですが「羊シリーズ」でちょっと興味が出たからです。今回クリスマス三部作という事で「あるクリスマス」を先に読みました。すでに「クリスマスの思い出」を知っているので、何ともやりきれない思いがしましたね。同じクリスマスでもこんなに違うものか!です。そうなるとやはりもう一度「クリスマスの思い出」を読んで、幸せなワクワクするような気分を味わいたいと思い、購入した次第です。読み始めるとこんなクリスマスを経験した事のない私でも一緒にそこにいる様な気持ちになりました。今回は挿絵があるので、「絵本」を読んでいる子供になったようです。暗い印象のあるカポーティですが、この本には短い彼の「子供時代の幸せ」が詰まっていて、ちょっと切ないです。
私は色々事情があり、片付け等の本は雑誌等も含めて80冊ほど読んでいます。60冊ぐらいは普通の整理整頓や掃除の本でしたが、一世を風靡した「捨てる!技術」「断捨離」「人生がときめく…」は出版された本はほぼすべて、生前整理や終活の本も読みました。しかし最近気がついてしまったのですが、生きて生活している限り「捨てられる物には限度がある」という事でした。家族の物には手を出さないなら、尚更です。断捨離の記事に良くある事ですが、成功者は離婚・死別・引越し等の環境が大きく変わった人が多いですね。断捨離の著者も「夫婦の断捨離」の本を出してます。我が家を振り返って見ても、引越しと子供の進学でかなり色々捨ててますが、本当の意味での断捨離と言えるかどうかです。捨てて当たり前のゴミを処分したりとか、古い物を新しい物に替えたりとか…(その当時は断捨離だと思いましたね(^^))そんなもやもやしている時に、本作を見つけました。似たような本がある中で目を引いたのは「ちゃんとしなきゃ!」をやめたら…です。普通は「ちゃんとする」って言うでしょ?面白いな!行き詰まりを感じる現在の状態に何か役立つかなーと考えました。内容は「性格に合わせて」する片付け本でした。しかし本を読んでるうちに、息子たちの部屋を片付けている時に似てる話で笑えました。私は男の子だから片付けられないと思っていたので、女の子でもあるんだーと新鮮でしたね。(我が家は女は私一人なので)楽しく読めて、買った価値はありました。この本で一つ発見した事がありました。私は「大雑把なズボラタイプ」だと思い込んでましたが、昔は「キッチリタイプ」だった事です。色々事情があって、現在の私になった訳です。これからの人生に多いに役立つ事で、作者に感謝したいです。 10月に再読しました。作者は「ちゃんとしなきゃ!」をやめたら・・と言ってますが、題名は勘違いを起こしそうだな…と思いました。作者は自分の性格に合ったやり方で、ちゃんとしてますから…4月に読んだ時はあまり感じませんでした。私も似たような片付け方だったからかも知れません。体調や体力や環境の変化があると、自分の性格に合ったやり方でも「二度と散らからない」にはならないのです。分かっていても戻せないからです。故に星は4つから、3つにしました。
文庫化を待ってました。地元の夕刊紙で連載していたので内容は知ってますが、これをきっかけに第1巻から順番に読みましたので、締めくくりとして読みたかったです。それに地元を意識した話は感動的でしたので、是非もう一度読みたかったです。第1巻から読むと、主人公が立ち直って行く最後の場面は感動ものです。単純な恋愛モノは読みませんが、これはお薦めです。
それ繋がりで読み始めましたが、今は新刊が出るのが楽しみです。ネタバレになるので内容は書きませんが、主要な登場人物は主人公も含め天然ボケ風で、これがまた良いですね。今回は長編だったので、次回が待ち遠しいです。
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ポーの一族 秘密の花園(2)
前巻は読んでましたから、早く続きを読みたいと思ってました。「ポーの一族」本編は読んでましたから、まあこんな風になるだろうなと想像はしてました。しかし当時の「上流社会の嫌な面」が露骨に描かれているのでストーリー的には必要なんでしょうが、全く共感できませんでした。ただ中途半端に終わりたくないので、「読んだ」って感じですね。まだ作者は物語を描き続けるのでしょうか?再開されてからの本は全て読みましたが、どれも「凄く良かった感」はありませんでした。人の生気を吸って生きていくのが宿命の人たちなので、淡々と感動も無く進んで行くのが正解なのかも知れません。ちなみに私は連載当時から作品は知ってましたが、本格的に読んだのは8年前からです。なので熱狂的なファンではないので、こんな風に感じるのかも知れません。作者の他の作品もほとんどその頃からです。そのせいか「バルバラ異界」は怖くて読めません。「100分で名著」を読んで怖気付いてしまいましたから( ̄∀ ̄)
クリスマスの思い出
もう10年以上前に一度読んでます。その時翻訳者は別の人でしたが、クリスマスの暖かい感じがとても伝わって来てとても良い印象がありました。その後村上春樹の翻訳本が出たと知りましたので、いつか読んでみたいと思ってました。村上春樹は全く馴染みがなかったのですが「羊シリーズ」でちょっと興味が出たからです。今回クリスマス三部作という事で「あるクリスマス」を先に読みました。すでに「クリスマスの思い出」を知っているので、何ともやりきれない思いがしましたね。同じクリスマスでもこんなに違うものか!です。そうなるとやはりもう一度「クリスマスの思い出」を読んで、幸せなワクワクするような気分を味わいたいと思い、購入した次第です。読み始めるとこんなクリスマスを経験した事のない私でも一緒にそこにいる様な気持ちになりました。今回は挿絵があるので、「絵本」を読んでいる子供になったようです。暗い印象のあるカポーティですが、この本には短い彼の「子供時代の幸せ」が詰まっていて、ちょっと切ないです。
「ちゃんとしなきゃ!」をやめたら 二度と散らからない部屋になりました
私は色々事情があり、片付け等の本は雑誌等も含めて80冊ほど読んでいます。60冊ぐらいは普通の整理整頓や掃除の本でしたが、一世を風靡した「捨てる!技術」「断捨離」「人生がときめく…」は出版された本はほぼすべて、生前整理や終活の本も読みました。しかし最近気がついてしまったのですが、生きて生活している限り「捨てられる物には限度がある」という事でした。家族の物には手を出さないなら、尚更です。断捨離の記事に良くある事ですが、成功者は離婚・死別・引越し等の環境が大きく変わった人が多いですね。断捨離の著者も「夫婦の断捨離」の本を出してます。我が家を振り返って見ても、引越しと子供の進学でかなり色々捨ててますが、本当の意味での断捨離と言えるかどうかです。捨てて当たり前のゴミを処分したりとか、古い物を新しい物に替えたりとか…(その当時は断捨離だと思いましたね(^^))そんなもやもやしている時に、本作を見つけました。似たような本がある中で目を引いたのは「ちゃんとしなきゃ!」をやめたら…です。普通は「ちゃんとする」って言うでしょ?面白いな!行き詰まりを感じる現在の状態に何か役立つかなーと考えました。内容は「性格に合わせて」する片付け本でした。しかし本を読んでるうちに、息子たちの部屋を片付けている時に似てる話で笑えました。私は男の子だから片付けられないと思っていたので、女の子でもあるんだーと新鮮でしたね。(我が家は女は私一人なので)楽しく読めて、買った価値はありました。この本で一つ発見した事がありました。私は「大雑把なズボラタイプ」だと思い込んでましたが、昔は「キッチリタイプ」だった事です。色々事情があって、現在の私になった訳です。これからの人生に多いに役立つ事で、作者に感謝したいです。 10月に再読しました。作者は「ちゃんとしなきゃ!」をやめたら・・と言ってますが、題名は勘違いを起こしそうだな…と思いました。作者は自分の性格に合ったやり方で、ちゃんとしてますから…4月に読んだ時はあまり感じませんでした。私も似たような片付け方だったからかも知れません。体調や体力や環境の変化があると、自分の性格に合ったやり方でも「二度と散らからない」にはならないのです。分かっていても戻せないからです。故に星は4つから、3つにしました。
あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続(5)
文庫化を待ってました。地元の夕刊紙で連載していたので内容は知ってますが、これをきっかけに第1巻から順番に読みましたので、締めくくりとして読みたかったです。それに地元を意識した話は感動的でしたので、是非もう一度読みたかったです。第1巻から読むと、主人公が立ち直って行く最後の場面は感動ものです。単純な恋愛モノは読みませんが、これはお薦めです。
ケルン市警オド(3)
それ繋がりで読み始めましたが、今は新刊が出るのが楽しみです。ネタバレになるので内容は書きませんが、主要な登場人物は主人公も含め天然ボケ風で、これがまた良いですね。今回は長編だったので、次回が待ち遠しいです。