主人公は現在20歳。9歳当時に出会った高校生に恋をした男の子。お相手は九つ上で今では売れっ子カメラマンで「子供は嫌い」と主人公を全く相手にしてくれない上に、実は主人公の亡くなった出来の良い兄の恋人で…というお話です。20になったからもう大人としてみて欲しい主人公だけど、みため童顔な主人公は玉砕の日々。それでもなんとか会いたいと小姑のようにお相手の世話をするけれど、大人になった=告白する=振られて傍にいられなくなるの方程式で、主人公は淫らな生活の彼をただ思い続けています。 お話としてはこんな感じです。設定とかは好きで、結構期待して呼んでいたのですが、私的にはお相手のカメラマン、ツンというには今一甘いくて、もっと傍に置くにも雑な対応を主人公にするか、お相手と主人公の兄との関係みたいのも、もっと丁寧に書かれていたら、主人公の切なさとか、お相手の気持ちとか、お話に全体にもっと響いてグッと感情移入できるかなぁ~と、ちょっと物足りなさを感じました。でもそれはそれで、それなりに楽しめました。
主人公は幼少の頃の病気の痕で見苦しい容姿をした男の子。綺麗な兄が売られた先に一緒に来たものの、容姿のせいで周りからは嫌われてしまいますが、優しい兄を心のより所に下男として働いてます。お相手はそんな主人公の外見を気にせずに、主人公の優しい心を褒めて優しくしてくれた人です。ある事がきっかけでその花街を去らなければず、またお金を自身が稼がなければいけなくなった主人公に、「大事なのは容姿だけじゃない。お前の心があれば売れっ子男妓になれる。俺がしてやる」と主人公に手ほどきをし、主人公と共に売れっ子男妓へと成長していく…っというお話です。徐々に売れていくさまもとても丁寧に書かれているので、出会いからはかなり時間が経つので、成長記みたいな感じです。容姿が悪く嫌われ者だった主人公…最下層のお店から最上位のお店まで少しずつ上がっていく…しかし、その中で変わっていく主人公が自分自身へ感じる嫌悪や、それを見守っていくお相手の葛藤が入り混じり…っと、とても読み語与えのある作品でした!!かなり良かったです♪私、前作は読んでいなかったのですが、全く問題なくこれ一冊で十分に本当に楽しむことができました!面白かったぁ~♪良かったです♪
「恋愛小説家は夜に誘う」で脇役だった副編集長が主役のお話です。キャラクターとしては悪くない…愛すべき点はあるのですが、お相手との関係も、何だか急にはじまってしまって「エッ?」っと戸惑っているまに終わってしまい、お話に完全に取り残されてしまいました;;登場するキャラクターは面白いのでもったいないなぁ~というのが個人的な印象です。文豪の世界観も前回ほど無かったのも残念でしたが、前回登場の副編集長、前作では横取りした恋人とのその後の顛末も書いてありますので気になる方は読んでみてはと思います。
主人公は元警視庁捜査一課の探偵さん。お相手は主人公を殺しにきた殺し屋さん…。でもこの殺し屋、主人公を含む4人の殺人依頼を受けたんだけど、依頼主が自分以外にも同じ依頼をしていたと知って匿名だった依頼主を探し出そうとしています。主人公はなぜ自分が殺されなきゃならないのか調べるがーー…っというサスペンスです。このお話、何が凄いって登場人物が濃いです^^;主人公が一番薄いキャラ…いや、けっして薄いわけではないのですが、他がこゆくて;;謎解きとかお話の軸はしっかりしています。主人公が刑事を辞めた理由とか、以外に重いトラウマがあったりして、少しずつ本元に近づく感じもよく出来てると思いますが、コユイ脇キャラ達に愛着というか好感が持てるかどうかが、けっこうポイントになるんじゃないかと思います。まだまだ続きそうですよ~
正直「女の子として育てられる…」「お嫁さんにして下さい」って言っちゃうっていうあらすじから、自分の好みの話とは違うかなぁ…っと、あんまり期待してなかったのですが、想像以上に良かったです。主人公はあらすじ通り「女の子」として育てられてるのですが、その背景が身を切られるようで、印象としてはナヨナヨしたというより、そんな環境の中でも素直に健気に頑張っているなって感じ。そのギャップがとても共感できました。お相手は身売りされたお家の息子さんなのですが、もらわれたお家の人はみんないい人で主人公を育てなおしてるような感じ。お相手さんは、自身が保護者のような立場になっちゃってるので、主人公に対する自分の気持ちと主人公への接し方に悩んでる…っというようなお話です。黒崎先生の可愛らしいお話でした。
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メランコリック・リビドー
主人公は現在20歳。9歳当時に出会った高校生に恋をした男の子。お相手は九つ上で今では売れっ子カメラマンで「子供は嫌い」と主人公を全く相手にしてくれない上に、実は主人公の亡くなった出来の良い兄の恋人で…というお話です。20になったからもう大人としてみて欲しい主人公だけど、みため童顔な主人公は玉砕の日々。それでもなんとか会いたいと小姑のようにお相手の世話をするけれど、大人になった=告白する=振られて傍にいられなくなるの方程式で、主人公は淫らな生活の彼をただ思い続けています。 お話としてはこんな感じです。設定とかは好きで、結構期待して呼んでいたのですが、私的にはお相手のカメラマン、ツンというには今一甘いくて、もっと傍に置くにも雑な対応を主人公にするか、お相手と主人公の兄との関係みたいのも、もっと丁寧に書かれていたら、主人公の切なさとか、お相手の気持ちとか、お話に全体にもっと響いてグッと感情移入できるかなぁ~と、ちょっと物足りなさを感じました。でもそれはそれで、それなりに楽しめました。
宵闇の契り
主人公は幼少の頃の病気の痕で見苦しい容姿をした男の子。綺麗な兄が売られた先に一緒に来たものの、容姿のせいで周りからは嫌われてしまいますが、優しい兄を心のより所に下男として働いてます。お相手はそんな主人公の外見を気にせずに、主人公の優しい心を褒めて優しくしてくれた人です。ある事がきっかけでその花街を去らなければず、またお金を自身が稼がなければいけなくなった主人公に、「大事なのは容姿だけじゃない。お前の心があれば売れっ子男妓になれる。俺がしてやる」と主人公に手ほどきをし、主人公と共に売れっ子男妓へと成長していく…っというお話です。徐々に売れていくさまもとても丁寧に書かれているので、出会いからはかなり時間が経つので、成長記みたいな感じです。容姿が悪く嫌われ者だった主人公…最下層のお店から最上位のお店まで少しずつ上がっていく…しかし、その中で変わっていく主人公が自分自身へ感じる嫌悪や、それを見守っていくお相手の葛藤が入り混じり…っと、とても読み語与えのある作品でした!!かなり良かったです♪私、前作は読んでいなかったのですが、全く問題なくこれ一冊で十分に本当に楽しむことができました!面白かったぁ~♪良かったです♪
編集者は艶夜に惑わす
「恋愛小説家は夜に誘う」で脇役だった副編集長が主役のお話です。キャラクターとしては悪くない…愛すべき点はあるのですが、お相手との関係も、何だか急にはじまってしまって「エッ?」っと戸惑っているまに終わってしまい、お話に完全に取り残されてしまいました;;登場するキャラクターは面白いのでもったいないなぁ~というのが個人的な印象です。文豪の世界観も前回ほど無かったのも残念でしたが、前回登場の副編集長、前作では横取りした恋人とのその後の顛末も書いてありますので気になる方は読んでみてはと思います。
暁のスナイパー
主人公は元警視庁捜査一課の探偵さん。お相手は主人公を殺しにきた殺し屋さん…。でもこの殺し屋、主人公を含む4人の殺人依頼を受けたんだけど、依頼主が自分以外にも同じ依頼をしていたと知って匿名だった依頼主を探し出そうとしています。主人公はなぜ自分が殺されなきゃならないのか調べるがーー…っというサスペンスです。このお話、何が凄いって登場人物が濃いです^^;主人公が一番薄いキャラ…いや、けっして薄いわけではないのですが、他がこゆくて;;謎解きとかお話の軸はしっかりしています。主人公が刑事を辞めた理由とか、以外に重いトラウマがあったりして、少しずつ本元に近づく感じもよく出来てると思いますが、コユイ脇キャラ達に愛着というか好感が持てるかどうかが、けっこうポイントになるんじゃないかと思います。まだまだ続きそうですよ~
お嫁さんになりたい
正直「女の子として育てられる…」「お嫁さんにして下さい」って言っちゃうっていうあらすじから、自分の好みの話とは違うかなぁ…っと、あんまり期待してなかったのですが、想像以上に良かったです。主人公はあらすじ通り「女の子」として育てられてるのですが、その背景が身を切られるようで、印象としてはナヨナヨしたというより、そんな環境の中でも素直に健気に頑張っているなって感じ。そのギャップがとても共感できました。お相手は身売りされたお家の息子さんなのですが、もらわれたお家の人はみんないい人で主人公を育てなおしてるような感じ。お相手さんは、自身が保護者のような立場になっちゃってるので、主人公に対する自分の気持ちと主人公への接し方に悩んでる…っというようなお話です。黒崎先生の可愛らしいお話でした。