脳に悪い7つの習慣

一読して、まさに目から鱗の一冊でした。 著者は、北京オリンピック水泳陣へのメンタル面の講義を担当された脳神経外科医。北島康介などの水泳陣が揃って素晴らしい成績を残したことは記憶に新しいところですが、その講義が偲ばれるものです。 この本は「脳のしくみ」に基づいた構成で、「脳が考え、記憶し、それを活用するしくみにもとづき、脳の力を引き出すのに適した順番になるよう構成してあります」（まえがきより引用）とのこと。 高度な内容が平易な文で書かれており、すらすらと読めてよく理解できます。例えば、脳の3つの本能、脳の2つの癖などを通して、どう考えどう行動すれば良いかが説かれており、人はそのように考え行動すればいい結果が期待できるというわけです。 読み進むほどに驚き、納得の連続でした。座右において折に触れて読み直したいと思います。 同時に、若いお母さんたちから、先生方、会社の管理職の方、お爺ちゃんお婆ちゃんたち、どなたにも、読んで貰いたい、お勧めしたいと強く思います。