読んでいて自分のおかれた現実に,胸が苦しくなりました。私はともかく子供たちの代にはもっときつくなるのかなと,また暗い気分になりました。日本は先進国なんかではありません。教育費を含めて子供たちにかける国のお金が少なすぎます。OECD加盟国のほとんどは金をかせぐための経済ではなく,国民を精神的に豊かにするための経済を目指しています。富の配分の仕方を変えていかないと,一部分の超金持ちだけが残り国は滅びるような気がします。
ホラー小説よりこわくて,5分の1ほど読んだところで,胸が苦しくなり中断しました。読み進むうちに,これはあの子に似ているな,ここはあいつにあてはまるな,などと気になる子どもや人の顔が浮かんできました。この本の中では,ファンタジー優位の懸念が示されています。また「誇大自己」の扱いを興味深く思いました。 子どもを取り巻く今の社会のありかたに心を痛めているすべての人に勧めたい一冊です。
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格差社会
読んでいて自分のおかれた現実に,胸が苦しくなりました。私はともかく子供たちの代にはもっときつくなるのかなと,また暗い気分になりました。日本は先進国なんかではありません。教育費を含めて子供たちにかける国のお金が少なすぎます。OECD加盟国のほとんどは金をかせぐための経済ではなく,国民を精神的に豊かにするための経済を目指しています。富の配分の仕方を変えていかないと,一部分の超金持ちだけが残り国は滅びるような気がします。
悲しみの子どもたち -罪と病を背負って
ホラー小説よりこわくて,5分の1ほど読んだところで,胸が苦しくなり中断しました。読み進むうちに,これはあの子に似ているな,ここはあいつにあてはまるな,などと気になる子どもや人の顔が浮かんできました。この本の中では,ファンタジー優位の懸念が示されています。また「誇大自己」の扱いを興味深く思いました。 子どもを取り巻く今の社会のありかたに心を痛めているすべての人に勧めたい一冊です。