タイトルが軽快で、おちゃらけ学園モノのような印象を受けますが、その実は若者の心の機微を描いた比較的厚みのある内容です。ラノベ界にあって現国教材寄りのコンテンツかと思います。
第二次大戦下、リトアニア外交官として当地赴任中、ナチスの迫害を逃れてきたユダヤ人 6,000 人以上にビザを発行した杉原千畝氏の業績を間近で見ていた奥様が書き残された内容です。このビザ大量発行が問題視され、千畝氏は外務省を辞めさせられます。しかし戦後の復興の中で全ての事が過去に成り掛けたとき、リトアニアでの千畝氏の業績が評価されるようになりました。最初にそれをたたえたのは千畝氏のビザ発行により命が助かったユダヤ人が築いたイスラエルで、肝心の日本は諸外国が千畝氏を表彰してから後追いの形で表彰しました。そんなことが綴られた一冊です。
とても分かりやすくて読みやすかったです。「チーズはどこへ消えた?」、「迷路の外には何がある?」を読了後に読みましたが、これが私にとっては一番腑に落ちる内容でした。
大学受験を目指している息子のリクエストで購入しました。受験生曰く「だれにでも勧められる良書」とのことです。
思いがけないところに人生の出口がありえるという人生観を、前作「チーズはどこへ消えた」とともに示している本です。読みやすいので、一度手にしてみるとよいかと思います。
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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(2)
タイトルが軽快で、おちゃらけ学園モノのような印象を受けますが、その実は若者の心の機微を描いた比較的厚みのある内容です。ラノベ界にあって現国教材寄りのコンテンツかと思います。
杉原千畝物語
第二次大戦下、リトアニア外交官として当地赴任中、ナチスの迫害を逃れてきたユダヤ人 6,000 人以上にビザを発行した杉原千畝氏の業績を間近で見ていた奥様が書き残された内容です。このビザ大量発行が問題視され、千畝氏は外務省を辞めさせられます。しかし戦後の復興の中で全ての事が過去に成り掛けたとき、リトアニアでの千畝氏の業績が評価されるようになりました。最初にそれをたたえたのは千畝氏のビザ発行により命が助かったユダヤ人が築いたイスラエルで、肝心の日本は諸外国が千畝氏を表彰してから後追いの形で表彰しました。そんなことが綴られた一冊です。
頂きはどこにある?
とても分かりやすくて読みやすかったです。「チーズはどこへ消えた?」、「迷路の外には何がある?」を読了後に読みましたが、これが私にとっては一番腑に落ちる内容でした。
入試現代文へのアクセス(基本編)〔6訂版〕
大学受験を目指している息子のリクエストで購入しました。受験生曰く「だれにでも勧められる良書」とのことです。
『迷路の外には何がある?』 --『チーズはどこへ消えた?』その後の物語
思いがけないところに人生の出口がありえるという人生観を、前作「チーズはどこへ消えた」とともに示している本です。読みやすいので、一度手にしてみるとよいかと思います。