子供の頃、新日本プロレスが、最寄りの体育館に地方巡業に来たことがあった。当時、初代タイガーマスクが凄い人気で(先日のWBC並の)、友人と自転車で見に行ったものの、当日券など手に入らない満員御礼状態だった。仕方が無いので、終了後にバスに乗り込む姿だけでも見ようと出待ちしていたが、試合終了と同時に体のデカい大人たちがワラワラと出て来て自分たちは弾き出されてしまった。「強ければ、それで良いんだ・・・力さえあれば良いんだ・・・」と子供心に思ったものです。 人混みの後の方からは、バスに乗り込む選手の頭の先端位しか見えませんでしたが、歓声の内容から“多分誰々だろう”と推測してエールを送ったものです。結局、タイガーは現れず(恐らく、違う出口から人知れず出て行ったのだろうと思われます)、陣取っていた大人達もゾロゾロと帰り始めた頃、いきなり背中をドーン!と叩かれ、「今日は見に来てくれてありがとう! 気をつけて帰れよ!!」と、猪木さんがニコニコしながら自分達にそう云うと、颯爽とバスに乗り込んでいきました。それに気付いた‘ご近所のお兄さん’に「お前ら良いな~猪木さんと何話してたんだよ!?」と羨ましがられたものです(このお兄さんも、試合を見に来たついでに、自分達のことを気に掛けていてくれたのだろうと推察されます。夜も遅かったので)。恐らく、猪木さんは、バスに乗り込む選手以外の練習生さんやスタッフさん等、誰彼構わず声援を送る自分達の様子を、後ろから見ていて嬉しかったのだろうと思われます。バスが出て行くときも、猪木さんは窓を開けて自分達に笑顔で手を振ってくれました(客観的に見れば、他のお客さん全員に手を振っていたのだと思います)。あの瞬間、「力は正義では無い!正義は力だ!!」と子供心に思い直したものです。あの時の背中を叩いた猪木さんの手は、「鋼のように重く、そして春の日差しのように暖かった」と「心の記念碑」に刻まれております。 本書は、進学や就職,転職等で新生活を始めて、慣れてきた頃に読むと良いかもしれません。「読めば解る! 迷わず読めよ!!」といったトコロです。
本書は、以前ラジオで紹介されていたので購入です。進学や就職,転勤や転職した方等々、何か新しいことを始めた方が読むと良いかもしれません。これから何か初めたい人が読んでも問題ありません。 本書の登場人物は・・・卑屈であったり、鬱屈としていたり、偏屈であったりと・・・何れも曲者揃いで途中で読むのを止めようかとも思いましたが、これが中々、例えはアレですが鮒寿司やクサヤのような(食べると解る絶品)良い‘人間味’を出しています。世の中色々あるけれど、バランス取って前に進んでいけるのは、こういう事だな・・・ということが、分かりやすく表現されております。 本書に出てくる‘ポッドキャスト’。自分の場合、遠くに居る「誰か」にメッセージを届ける際は、「本」や「音楽」,「映画」,「ラジオのパーソナリティーさん」等の力を借りますが、ちょっとポッドキャストを聞いてみようと思います。
人生において、様々な困難に直面することは多々あります。そんな時、心の拠り所となるのは、家族や友人,ご近所さん,本や映画,音楽など、人それぞれです。 自分の場合、次から次へと困難が降りかかり、気が狂いそうな時・・もうダメだ!と思う時・・そんな時、心の奥の方から流れてくるのが、ブルハの歌詞です(状況や環境によって、馬場俊英や竹原ピストルの歌詞が流れてくることもあります)。流れてきた歌詞を唱えることで「心」が切り替わり、困難に立ち向かう事も出来れば、躱して捌いて受け流すことも、逃げる(体勢を立て直す為の逃げは負けではありません)ことも出来ます。歌詞にそんな力があるのか?と云うと、人によって捉え方が違うので効果には個人差があります。ただ、今は笑える状態で無くとも、10年後でも、20年後でも、何時か笑えるようになりたいと思っている方には、響くと思います。
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猪木詩集「馬鹿になれ」
子供の頃、新日本プロレスが、最寄りの体育館に地方巡業に来たことがあった。当時、初代タイガーマスクが凄い人気で(先日のWBC並の)、友人と自転車で見に行ったものの、当日券など手に入らない満員御礼状態だった。仕方が無いので、終了後にバスに乗り込む姿だけでも見ようと出待ちしていたが、試合終了と同時に体のデカい大人たちがワラワラと出て来て自分たちは弾き出されてしまった。「強ければ、それで良いんだ・・・力さえあれば良いんだ・・・」と子供心に思ったものです。 人混みの後の方からは、バスに乗り込む選手の頭の先端位しか見えませんでしたが、歓声の内容から“多分誰々だろう”と推測してエールを送ったものです。結局、タイガーは現れず(恐らく、違う出口から人知れず出て行ったのだろうと思われます)、陣取っていた大人達もゾロゾロと帰り始めた頃、いきなり背中をドーン!と叩かれ、「今日は見に来てくれてありがとう! 気をつけて帰れよ!!」と、猪木さんがニコニコしながら自分達にそう云うと、颯爽とバスに乗り込んでいきました。それに気付いた‘ご近所のお兄さん’に「お前ら良いな~猪木さんと何話してたんだよ!?」と羨ましがられたものです(このお兄さんも、試合を見に来たついでに、自分達のことを気に掛けていてくれたのだろうと推察されます。夜も遅かったので)。恐らく、猪木さんは、バスに乗り込む選手以外の練習生さんやスタッフさん等、誰彼構わず声援を送る自分達の様子を、後ろから見ていて嬉しかったのだろうと思われます。バスが出て行くときも、猪木さんは窓を開けて自分達に笑顔で手を振ってくれました(客観的に見れば、他のお客さん全員に手を振っていたのだと思います)。あの瞬間、「力は正義では無い!正義は力だ!!」と子供心に思い直したものです。あの時の背中を叩いた猪木さんの手は、「鋼のように重く、そして春の日差しのように暖かった」と「心の記念碑」に刻まれております。 本書は、進学や就職,転職等で新生活を始めて、慣れてきた頃に読むと良いかもしれません。「読めば解る! 迷わず読めよ!!」といったトコロです。
月の立つ林で
本書は、以前ラジオで紹介されていたので購入です。進学や就職,転勤や転職した方等々、何か新しいことを始めた方が読むと良いかもしれません。これから何か初めたい人が読んでも問題ありません。 本書の登場人物は・・・卑屈であったり、鬱屈としていたり、偏屈であったりと・・・何れも曲者揃いで途中で読むのを止めようかとも思いましたが、これが中々、例えはアレですが鮒寿司やクサヤのような(食べると解る絶品)良い‘人間味’を出しています。世の中色々あるけれど、バランス取って前に進んでいけるのは、こういう事だな・・・ということが、分かりやすく表現されております。 本書に出てくる‘ポッドキャスト’。自分の場合、遠くに居る「誰か」にメッセージを届ける際は、「本」や「音楽」,「映画」,「ラジオのパーソナリティーさん」等の力を借りますが、ちょっとポッドキャストを聞いてみようと思います。
ALL TIME SINGLES 〜SUPER PREMIUM BEST〜 (2CD+DVD)
人生において、様々な困難に直面することは多々あります。そんな時、心の拠り所となるのは、家族や友人,ご近所さん,本や映画,音楽など、人それぞれです。 自分の場合、次から次へと困難が降りかかり、気が狂いそうな時・・もうダメだ!と思う時・・そんな時、心の奥の方から流れてくるのが、ブルハの歌詞です(状況や環境によって、馬場俊英や竹原ピストルの歌詞が流れてくることもあります)。流れてきた歌詞を唱えることで「心」が切り替わり、困難に立ち向かう事も出来れば、躱して捌いて受け流すことも、逃げる(体勢を立て直す為の逃げは負けではありません)ことも出来ます。歌詞にそんな力があるのか?と云うと、人によって捉え方が違うので効果には個人差があります。ただ、今は笑える状態で無くとも、10年後でも、20年後でも、何時か笑えるようになりたいと思っている方には、響くと思います。