大河ドラマ「平清盛」を見て西行に興味を覚え、そういえば白州正子氏に著書があったと思い出して 読み始めました。恥ずかしながら、西行がこれほどの有名人であったとは露知らず。 白州氏の文章は、読者のある程度の素養を前提にしていて、紹介されている和歌にも いちいち丁寧な口語訳はつけてはくれません。百人一首すらろくに知らない私には、 わかったつもりで読み進める箇所が少なからずあり、一読しただけでは読解には及ばず…。 それでも、例えば諸説ある和歌の言葉遣いやその真意について、「AとBの2つの解釈があるが、 私はAが正しいと思う。それは西行が詠んだこの地に立ってみればすぐにわかることだ」 といった調子の正子節が随所で展開され、読んでいて小気味いい。 「詩を理解するには、頭脳だけでなく、五感を働かせる必要がある」とは私が最も心に残った言葉。 肝に銘じて、いずれ再読しようと思っています。,西行の歌が中心のエッセイで、詩の部分が最初は中々分かりにくいが、2回目の読書からなんとなく分かってくる、勿論詩が理解できないと、面白さは半減以下だと思うので、なんども読み返すと、面白くなる。 西行の歩いたところを、「各県の歴史散歩」で跡をたどって、出向いたような気になって楽しんでいます。何回も読んで味わえる本です。,まだ読んでないのですが・・・。 白洲正子×西行どんな風に描かれるのか、読後に再度★つけ直します。,本屋さんで見かけなかったとのことで家族から頼まれての購入でした。 購入できて満足していました。,ちょと残念。 一緒に買った本を先に読みます。 なくなったら、読みましょうか
レビュー(6件)
大河ドラマ「平清盛」を見て西行に興味を覚え、そういえば白州正子氏に著書があったと思い出して 読み始めました。恥ずかしながら、西行がこれほどの有名人であったとは露知らず。 白州氏の文章は、読者のある程度の素養を前提にしていて、紹介されている和歌にも いちいち丁寧な口語訳はつけてはくれません。百人一首すらろくに知らない私には、 わかったつもりで読み進める箇所が少なからずあり、一読しただけでは読解には及ばず…。 それでも、例えば諸説ある和歌の言葉遣いやその真意について、「AとBの2つの解釈があるが、 私はAが正しいと思う。それは西行が詠んだこの地に立ってみればすぐにわかることだ」 といった調子の正子節が随所で展開され、読んでいて小気味いい。 「詩を理解するには、頭脳だけでなく、五感を働かせる必要がある」とは私が最も心に残った言葉。 肝に銘じて、いずれ再読しようと思っています。
仏教を学ぶ
西行の歌が中心のエッセイで、詩の部分が最初は中々分かりにくいが、2回目の読書からなんとなく分かってくる、勿論詩が理解できないと、面白さは半減以下だと思うので、なんども読み返すと、面白くなる。 西行の歩いたところを、「各県の歴史散歩」で跡をたどって、出向いたような気になって楽しんでいます。何回も読んで味わえる本です。
夏休の読書
まだ読んでないのですが・・・。 白洲正子×西行どんな風に描かれるのか、読後に再度★つけ直します。
本屋さんで見かけなかったとのことで家族から頼まれての購入でした。 購入できて満足していました。
ボケ防止
ちょと残念。 一緒に買った本を先に読みます。 なくなったら、読みましょうか