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「うちの子は発表が苦手で、人前に立つと頭が真っ白になってしまう」 「本人は一生懸命話しているつもりだけど、説明下手で何が言いたいのか全然伝わってこない」 授業での発表はもちろん、受験の面接や友人関係でも重要な「伝える力」。社会に出てからも、プレゼンテーションをはじめ、伝える力が求められる場面は数多くあるものの、苦手意識を抱いているお子さんは少なくありません。 本書の著者は、小学校から高校までの子どもたちが「子ども先生」になり、 ZOOMで見ず知らずの大人たちに思い思いのテーマを発表するオンライン講座「子どもが教える学校」を2020年3月に立ち上げ、以来200人以上の子どもたちに自分の思いを伝える秘訣を教えてきました。 はじめはプレゼンに自信がなかった子も、最終のプレゼンでは、大人たちから「子どもがこんなに面白いことを考えているとは思わなかった」「発表で紹介されていたことを実際にやってみたいと思った」といった声が上がるなど、「聴衆の心を動かすプレゼン(発表)」を成し遂げるほどに成長しています。 本書では、「伝えたいことの見つけ方」に始まり、「話の組み立て方」「見せ方」「話し方」にいたるまで、わかりやすく「伝え方」のコツを紹介。 「伝わらない!」がみるみる解決し、発表が好きになる1冊です。
レビュー(11件)
自分も子供の時から知っておきたかった笑
自分で調べたことをまとめたり、発表したりする授業の多い小学校高学年の子たちにはいいと思います。大人でもパワポ使う初心者の方なら参加になると思います。
子どもの発表の役にたつかもしれないと思い購入して私も読んでみました。私自身、子どもの頃から人前で話す事が苦手なタイプだったので、これを機会に子育てや自分の仕事に活かせればと思っていましたが、実際の内容や中身の充実ぶりは私の予想していた以上の内容でした。子ども向けに挿し絵やマンガを交えてありますが、私のような人前で話すことに苦手意識があるけど、仕事でどうしても逃げられない大人に、充分役に立つ本です。 以前、コンサルタントの方がプレゼンのコツについてお聞きした内容と似ているところがあり、プレゼンの心構えや資料を作る前の事前準備、話しの組み立て方など、基本の大事な部分を改めて再認識しました。プレゼンの機会があった時や伝えたい事が伝わらないとき、手元に置いて何度も見直したい本です。
本のタイトルに「発表がうまくなる」とあるので単なる授業中に手をあげて発表するときのアドバイス本かと思いましたが、実際はプレゼンテーションメインのアドバイスでした。 漫画やキャラクター、キーワードを使いながらわかりやすく説明してくれていますが、内容は少し難しいかな、というのが率直な感想です。 ただ、人に物事をわかりやすく伝えるのはとても難しいこと。プレゼンだけではなく、日常の会話の中でも使えるアドバイスはたくさん散りばめてありました。 年齢の若い子はそこを理解するだけでも十分いいのかなという気がします。 子どもの頃から人にわかりやすく伝える方法を身につけておけば、大人になるにつれ、色々な場面で力になることは間違いないと思います。 「10歳から」とあるようにいろんな年代の人が読んでも参考になると思います。
子供のころから人前での発表が苦手で、そのまま大人になって苦労したので、子供たちに役に立つのでは?と思い手に取りました。 実際に読んでお勧めしたい!と思ったポイントが3つあります。 1)伝えるとは何かがわかりやすい 魔法の伝え方”=やり方なのかな?と思いましたが、伝えることで相手に何が伝わり理解されるかが重要であり心の在り方を丁寧に扱っています。伝わるために抑えるべきポイント、漫画と実例が示してあり、自分事として理解できました。 2)思考の整理方法がわかる ”ななこシート”“情報ツリー”など、取り組みやすいワークが紹介されていて、実際に書き出すことで自分が理解できる状態になっており、客観的に頭の中を見ることができます。子供にもわかりやすいワークなのでまさに10歳から取り入れられる!と感じました。 3)子供から大人まで役に立つ内容である 「私たちの一生は「プレゼンテーション」で成り立っている!」、本文内の言葉の通りです。 現在反抗期の娘とのコミュニケーションで自分の想いばかりを伝えようとしていた、親の立場の私の伝え方を立ち止まって考える機会となりました。
表現が上手ではない息子の為に購入しました。 気がつくと手に取っているので、興味があるようです。