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本書は、お医者さんが教える「繊細な人が快適に暮らすためのヒント集」です。 自身もアスペルガーで繊細な性質を持ち、人間関係に悩んだり、細かいことが気になって仕事でも苦労してきた精神科医の著者が、実際に試して本当に効果がある習慣術を伝授します。 ・「ハッピーの5段階評価」で1日を採点すると、やめるべき習慣、改善すべき習慣がわかる ・1日のToDoリストは「5つ」までに絞り込む ・緊張する会話は「話す量を10分の1」にすればうまくいく ・作業開始前5分間の「シナリオ作り」で、「段取り苦手」と「緊張」をゆるめる ・香りの強すぎる洗剤やせっけん、チクチクするニット、ちょっとだけサイズが小さい靴……イヤイヤ使っているものは思い切って買い替える! ・大人の駄々っ子、愚痴魔……困った人への対処法 ・自分にとってリラックスできる空間や時間にはお金をかけよう 等、すぐに実践できるアドバイスが満載。 全部やる必要はありません。気になるもの、自分に合いそうなものからやってみて、効果のあるもの、気に入った習慣を無理なく続けることで、着実にストレスを手放していきましょう。 ●本書はこんな人に効果があります 細かいことが気になって仕事や家事の進みがゆっくりになりがちな人。 「始めるのが苦手」な人。 友達と会って食事をしただけなのに、終わった後なんだか疲労困憊していることがある人。 緊張しやすく、疲れやすい人。 悩み事を人に相談するのが苦手な人。 チャンスに飛びつけない人。 ……実は上記はすべて「繊細さ、敏感さ」が関係しています。美点である繊細さはそのままに、仕事や生活の邪魔をする繊細さを改善しましょう。 第1章 細かいことが気にならなくなる習慣 第2章 人付き合いの疲れを軽減する習慣 第3章 自分に厳しいのをゆるめる習慣 第4章 あなたの繊細さを活かす習慣
レビュー(12件)
字が小さすぎる
繊細な人はウツの人も多いと思うが、 文章を読むことが困難な人に、小さな文字では、せっかくの情報がもったいない。 現象や症状はあるものの、原因が違う項目が多く、 書かれているアドバイスがあまり合わないようだ。
知人に、「もしかしてHSPではないのか?」と言われたのが購入のきっかけでした。 この本を読んでいて、当然ながら自分に当てはまる部分もあれば当てはまらない部分もありましたが、「自分」という人間についてと、より生きやすくなるためにはどうすれば良いのか、ということについて考え直す良いきっかけになりました。
HSP(Highly Sensitive Person)というワードを目にする機会が多く、気になっていたので購入しました。 HSPは「繊細さん」という言葉で表現されることもありますが、自身もHSPでアスペルガー症候群である医師が、その生きづらさを乗り越えた経験をもとにした内容で、具体的な対策も書かれてあり わかりやすかったです。