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恩師と向き合う悪徳弁護士・御子柴礼司。「贖罪」の意味を改めて問う、感涙のリーガル・サスペンス。少年時代の凶悪犯罪が暴露され、悪評が拡散する弁護士・御子柴。勝率九割の敏 腕も依頼者が激減、事務所移転を余儀なくされた。そんなとき少年院時代の教官が殺 人容疑で逮捕され、御子柴は恩師の弁護を力尽くでもぎ取る。罪を自ら認める教官だ ったが、御子柴の弁護法廷は驚愕の展開に! 恩師と向き合う悪徳弁護士・御子柴礼司。「贖罪」の意味を改めて問う、感涙のリーガル・サスペンス。 谷原章介さんが「王様のブランチ」の「思い出の一冊」に選んだ『贖罪の奏鳴曲(ソナタ)』シリーズ最高傑作! 少年時代の凶悪犯罪が暴露され、悪評が拡散する弁護士・御子柴。勝率九割の敏 腕も依頼者が激減、事務所移転を余儀なくされた。そんなとき少年院時代の教官が殺 人容疑で逮捕され、御子柴は恩師の弁護を力尽くでもぎ取る。罪を自ら認める教官だ ったが、御子柴の弁護法廷は驚愕の展開に!
レビュー(158件)
連続殺人鬼カエル男(本編及び「ふたたび」編)で問題提起されたトピックスが「心神喪失・耗弱」であるとすれば、この作品では「緊急避難」について問題が提起されています。舞台は老人ホーム・・・たしかに一部の認知症のお年寄りはかなり暴力的になることがあり、介護する側もちょっと怖くなることもあるし、自衛したくなる気持ちもわかるけれど、でもそこまでしなくてもよいだろう、みたいな話が展開されていきます。色々と考えさせられるストーリーです。
面白いです
ドラマを見て面白かったので購入しました。楽しませてもらってます。
ラスト
少年犯罪の過去を持つ、御子柴礼司弁護士のシリーズ。今回は、医療少年院の教官だった稲見武雄の殺人事件を自らかって引き受ける。ただ、中山氏の各作品の中では、ヒネリがないのでは。冒頭の海難事故も、ある程度、先が読めてしまい布石とはいいがたい。ラストも取ってつけたようで、この作者らしくない。
お薦めします。
この作品だけを取り上げるならば、面白いが、少々法律用語が出てきて固いかなという印象を与えると思います。しかし前2作を読み続けると悪魔的な主人公が、人間的に苦悩している姿が、とてもよく描かれていると思います。ぜひ前2作と併せて読んでほしい本です。次作名が、どんな名前になるのかも楽しみです。例えばミサ曲でしょうか。
面白くはあったが、あまり響いてくる、突き刺さるものもなかったので、この評価になった。 あまり印象に残った言葉はないんだけど、一つだけ頭に残っているものがある。 それは、「当事者意識」に関するものだ。 どんなことにでも、当事者意識を持たないといけないな、とそれを聞いたとき思った。 言い時間つぶしくらいにはなるので、多くの人に読んでもらいたい。