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映画化もされた第135回直木賞受賞作『まほろ駅前多田便利軒』の多田と行天が帰ってきた!相変わらず、汚部屋清掃、老人の見舞い、庭掃除に遺品整理、子守も料理も引き受ける多田便利軒。ルルとハイシー、星良一、岡老人、田村由良ら、お馴染みの愉快な奴らも健在。多田・行天の物語とともに、曾根田のばあちゃんの若き日のロマンス「思い出の銀幕」や岡老人の細君の視点で描く「岡夫人は観察する」など、脇役たちが主人公となるスピンアウトストーリーを収録。
映画化もされた第135回直木賞受賞作『まほろ駅前多田便利軒』の多田と行天が帰ってきた!相変わらず、汚部屋清掃、老人の見舞い、庭掃除に遺品整理、子守も料理も引き受ける多田便利軒。ルルとハイシー、星良一、岡老人、田村由良ら、お馴染みの愉快な奴らも健在。多田・行天の物語とともに、曾根田のばあちゃんの若き日のロマンス「思い出の銀幕」や岡老人の細君の視点で描く「岡夫人は観察する」など、脇役たちが主人公となるスピンアウトストーリーを収録。
レビュー(415件)
まほろシリーズをまとめて購入したので、一作目から間をおかずに読みました。一作目に出てきた個性の強い面々が主役にもなる、スピンオフ的な今回のお話はどれも面白かったのですが、最終話は次回作ともつながるのか、すっきり完結した感じがしないのがちょっと残念でした。次回作で、まだ解決してないように見える諸々がすっきりするといいな。
続編
個人的には曽根田のおばあちゃんの話が好きでした。 最後の話は息が詰まりそうで、でもこの女性の気持ちもすごくわかる、特に育児中、いわゆる自然派のかたには響くのでは。
読むと癒された感じがします。近くの書店になかったのでこちらで購入しました。
まほろ駅前番外地
番外地は脇が主になるのかと思ったのだが、星のエピソード以外は多田・行天の存在感が大きい。「思い出の銀幕」がフワフワしていて良かった。解説でもあった『一生、あの気持ちを知らずに……』のフレーズは私も使わせてもらおうかと思う。
おもしろかった
大変面白い作品で、あっという間に読み終えました。