著者の本は、これまでも何冊か読んでいますが、今回は初めて日本経済を取り上げるとのことで、本書を手に取りました。率直な感想は、4つの章のうち、1、3、4章については、これまでも他で読んだり聞いたりした内容。第2章(自動車産業)については、電気自動車は結局普及せず、ハイブリッド車が今後10年は売れまくるという話(米国のシェールガス革命の影響による)が新たな視点として印象に残ったくらい。さっと気軽に読める程度の手軽な本なので、立ち読みでも十分かも。,現在のデフレの真実、これからの日本経済復興の三本の柱として、農業、観光、医療を挙げて分かりやすく解説しています。 年功序列や日本の家族主義的な経営を評価している点にも共感できました。,この著書の方の本は好きで良く読みます。 今年に入り新書は2冊読みました。 本文は4章からなっており 3,4章だけ読んでも内容は面白いと思います。,本のタイトルは著者が考えるのではなく出版社が決めるそうですが、「日本経済大消失」の「消失」という言葉はあまり良い表現ではないですね。著者は今までに20冊近く本を書いており、欧米経済の分析をもとに世界経済を見通す本が中心でしたが、日本経済の分析に特化した本は今までで初めてだそうです。いつものように非常に読みやすく書かれています。
レビュー(8件)
まあまあ
著者の本は、これまでも何冊か読んでいますが、今回は初めて日本経済を取り上げるとのことで、本書を手に取りました。率直な感想は、4つの章のうち、1、3、4章については、これまでも他で読んだり聞いたりした内容。第2章(自動車産業)については、電気自動車は結局普及せず、ハイブリッド車が今後10年は売れまくるという話(米国のシェールガス革命の影響による)が新たな視点として印象に残ったくらい。さっと気軽に読める程度の手軽な本なので、立ち読みでも十分かも。
とても分かりやすく解説されています!
現在のデフレの真実、これからの日本経済復興の三本の柱として、農業、観光、医療を挙げて分かりやすく解説しています。 年功序列や日本の家族主義的な経営を評価している点にも共感できました。
この著書の方の本は好きで良く読みます。 今年に入り新書は2冊読みました。 本文は4章からなっており 3,4章だけ読んでも内容は面白いと思います。
初めて日本経済に特化した本
本のタイトルは著者が考えるのではなく出版社が決めるそうですが、「日本経済大消失」の「消失」という言葉はあまり良い表現ではないですね。著者は今までに20冊近く本を書いており、欧米経済の分析をもとに世界経済を見通す本が中心でしたが、日本経済の分析に特化した本は今までで初めてだそうです。いつものように非常に読みやすく書かれています。