久々に読めて、うれしかったです。めっちゃ早く届いて驚きました。,著者の『幕末新選組』を読了後に購入した本書。近藤勇の天賦のカリスマ性が伝わってくる。隊を率いて幕閣から認められるに従って尊大な言動が目立つ成上りの嫌な面も、伊東甲子太郎に下った藤堂を助けられずに悔やむ面も、全てが近藤勇なのだ。新選組の盛衰を描いた本書は、幕末・新選組オールスター総出演という感の時代小説となったのは、さすが池波さんだ。,近くの 書店には、無かったので 大変助かりました。ワクワクしながら 読んでいます。,池波正太郎の新撰組モノ。司馬遼太郎の新撰組モノ「燃えよ剣」、「新選組血風録」を最近、読み直したのところだったので、他の作者で新撰組モノで何かないかと探していたところ見つけたのがこの本でした。まだ読み始めたところですが、司馬作品とは、また異なる趣がある文体や人物描写がいいですね。池波作品は、鬼平や梅安などの時代小説シリーズで人気がありますが、わたしは歴史小説系の作品が好きです。真田家の興亡を描く長編歴史小説「真田太平記」、西郷の右腕だった桐野利秋を描いた「人斬り半次郎」、赤穂浪士四十七士の中で一番の剣客と言われる堀部安兵衛を描いた「堀部安兵衛」などどれも読み応えがありハズレなしなんですね。この「近藤勇白書」も期待を裏切ることはまずないでしょう。, 同著者、幕末新撰組に並ぶ近藤勇白書。幕末新撰組は、永倉新八の視点から。白書の方は、題名どおり、近藤勇からを主軸に周りの隊士たちも大きく見渡した感じで描かれております。 渋く、烈しく、お勧めです(~_~)
レビュー(15件)
とってもいい!
久々に読めて、うれしかったです。めっちゃ早く届いて驚きました。
著者の『幕末新選組』を読了後に購入した本書。近藤勇の天賦のカリスマ性が伝わってくる。隊を率いて幕閣から認められるに従って尊大な言動が目立つ成上りの嫌な面も、伊東甲子太郎に下った藤堂を助けられずに悔やむ面も、全てが近藤勇なのだ。新選組の盛衰を描いた本書は、幕末・新選組オールスター総出演という感の時代小説となったのは、さすが池波さんだ。
近くの 書店には、無かったので 大変助かりました。ワクワクしながら 読んでいます。
池波正太郎の新撰組モノ。司馬遼太郎の新撰組モノ「燃えよ剣」、「新選組血風録」を最近、読み直したのところだったので、他の作者で新撰組モノで何かないかと探していたところ見つけたのがこの本でした。まだ読み始めたところですが、司馬作品とは、また異なる趣がある文体や人物描写がいいですね。池波作品は、鬼平や梅安などの時代小説シリーズで人気がありますが、わたしは歴史小説系の作品が好きです。真田家の興亡を描く長編歴史小説「真田太平記」、西郷の右腕だった桐野利秋を描いた「人斬り半次郎」、赤穂浪士四十七士の中で一番の剣客と言われる堀部安兵衛を描いた「堀部安兵衛」などどれも読み応えがありハズレなしなんですね。この「近藤勇白書」も期待を裏切ることはまずないでしょう。
同著者、幕末新撰組に並ぶ近藤勇白書。幕末新撰組は、永倉新八の視点から。白書の方は、題名どおり、近藤勇からを主軸に周りの隊士たちも大きく見渡した感じで描かれております。 渋く、烈しく、お勧めです(~_~)