やはり裏切りません!

色々と東野作品を読んでますが、この作品は「切なくて悲しい話」というレビューが多く、野球物が大好きなのに敬遠してました。友人が面白かったと言うので、思い切って読んでみたところ、想像以上に面白く、いつものようにぐいぐい話に引き込まれました。やはり東野作品は裏切りません。 2つの事件が複雑に絡み合い、推理物としても面白いですが、今回もグッとくる人間ドラマがあり、とても心に残ります。高校野球も昭和30年代という時代設定(本にする際に手直しされたそうですが)も、ストーリーに説得力を与えていて、すんなり世界に入り込んでいけます。確かに切なくて悲しい話ですが、最後のシーンで私は少し救われる感じがして、読後感はそれほど悪くありませんでした。 もっと早く読めば良かったと思います。私のベスト10に確実に入ります!