人間としての成功論

著者はアメリカの心理学者で、『フォーチュン』誌の「世界でもっとも優秀な40歳以下の教授40人」に選ばれるなど、有名な人物。 著者によれば、世の中の人は「ギバー」、「テイカー」そして「マッチャー」の3種類に分類でき、成功している人物はギバーであるとのこと。短期的にみれば「テイカー」が一番得をしそうであるが、シリコンバレーの起業家や、シンプソンズの脚本家など数名の成功者を例にとり、成功するギバー像を解説していく。 本書はよくある類の事例集にとどまらず、それらの論理を展開するうえで、心理学実験を引用している点が特徴的で、説得力がある。 著者によれば「ギバー」の素質は誰にもあり、行動を起こしていくことで血肉化するとのこと。社会人に限らず、すべての人が読んで損はしない一冊だと感じた。