千利休は、「侘び・寂」ではなく美の求道者

この半年くらい、山本兼一氏の作品にかなり溺れている自分がいる。後妻の宗恩への思いを表に描きつつ、彼が本当に書きたかったのはP494の『ムグンファ ヂダ』(木槿(むくげ)の花が枯れた)の一行だったような気がする。 ここに、千利休の茶道への濃縮された思いを暗示しているような気がする。 とにかく、お勧めできる歴史小説です。 でも、「なにを『利休にたずねた』らよかったんでしょうね、深いタイトルのような気がします。小説のタイトルは難しいものですね、私はこのタイトルに惹かれて購入したのですけども。