長編の予感

主人公に自身の置かれた状況を認識させる為か説明的な文章や台詞多いです。それは読者に時代背景を認識させる作業でもある、と感じました。天河ではナキア、ネフェルティティー両皇太后の生き様を悪としたわけですが、今の価値基準ではそうでも、当時の女性としてはそう生きざるおえなかった事も事実です。今回の主人公は主要人物の立ち居地からも、綺麗事ばかりは言っていられないでしょう。お話自体はプロローグ的ですが、天河では描ききれなかったであろう女の黒い感情。愛が憎悪に変わる瞬間など、どろどろとした今後を予感させる人物が主人公なので今後に期待しつつ続巻をまちます^^