宮部みゆきさんの時代物です。 単なる時代ものではなく、きちんとサスペンス小説としてストーリーが成り立っていて、展開がどうなるのかハラハラさせられます。 また登場人物が皆人情のある人間味のある憎め無いキャラクターで感情移入してしまいます。 正義や情け等を大事にする宮部さんの価値観が根底にあり、読んだ後スッキリとした気分にさせられます。 「ぼんくら」「日暮し」「おまえさん」と3部作になっていて読みごたえのある小説です。次作がないかなぁ、と期待してしまう程面白いです。