映画とは違った面白さがあります

米アカデミー賞を受賞した作品。映画「おくりびと」主演を演じた本木雅弘がこの本を読んでから、映画化するのに長年温めてきた題材といわれるだけに、その中身は実話にもとずいているだけに結構面白い。まだ、全部読み切ったわけではないが人間の死ということを時代とともに変わりつつある現代を、ある意味で批判的な見方で捉えられていて面白い。 人間の死は、新しい旅立ちという捉えかたがされていて、映画からも、その捉え方が伝わってきた。 現代の生のみが人間の尊厳のような時代は、病院で死亡するとぶよぶよの亡骸が残るだけで、その人の魂はどこへ行って仕舞うのだろう。 こんなことを考える、一つのチャンスを与えてくれた一冊だと言えるだろう。