なかなか面白かったが、結末が少し物足りない感じがした。「これを読む者は一度は精神に異常をきたす」とあって期待したが、それほどではなかったかな。ただ人によって評価が大きく割れる小説である事は間違いない。また昭和10年の作品なので、脳や遺伝(DNA等)に対する知見がやや稚拙なのはやもえないと思った。