プレッシャー

死んだ人との再会を望む人のために、つなぎ役をする。つまり死者との仲介をする使者という、いささか面倒な設定だが、心温まる物語の展開でシリーズの続編となった。前シリーズを上回るためのプレッシャーは相当だろうが、さすがに力量のある作家だけに今回も充分に楽しめる内容だった。とりわけて「一人娘の心得」と、これを踏まえた形の「想い人の心得」が良い。次のシリーズとなると構想を練るだけでもさらにプレッシャーがかかるだろうが、ぜひ読んでみたい。