不木への思い

「自由死」を選んで逝った母をAI,VRで再生させた朔也。しかし作られた《母》には、後から加えられた記憶しか無い。何やら小酒井不木の「人工心臓」を思わせるような設定。「自由死」した母の本心は何だったのか。その他、様々な人びとの「本心」を追求しながら物語は展開する。近未来の難しいテーマを解りやすく書いている辺りはさすがだが、「マチネの終わりに」などに比べると、出来はイマイチか?