3か月前自宅マンションで殺害された鹿島亜佐美について教えて欲しい、と渡来健也が亜佐美の関係者を訪ねます。亜佐美の上司、隣人、恋人、母親…という順に6人を訪ねる(?)のですが、訪ねられた側「私」「俺」の視点で物語は進みます。 渡来健也は学のない無職の若者。礼儀のなっていない彼に、訪問された側は腹を立てるのだが、話しているうちに、自分のエゴだったり、矛盾だったりを論破され、最終的にはタイトルの「死ねばいいのに」と云われてしまいます。 渡来健也の論理は間違っていないと思うのですが、共感できませんでした。他人に面と向かって「死ねばいいのに」と云ってしまうような人に共感できてはいけないのでしょうが。 それとは関係なく、わがままな「私」が論破されていくのは痛快です。