退屈しました
連絡が途絶えて行方不明の高校生の息子が、殺人事件の加害者なのか被害者なのか、わからないまま進行する。父親の葛藤と母親の葛藤を丁寧に描いているのだが、それだけなので、いかんせん物語に起伏がないから途中で退屈してしまった。真相が明らかになっても、べつにどうということもない。
そもそも未成年の犯行は罪が軽いということを、未成年者なら誰でも知っているわけで、そんなに必死に逃げ回るだろうかという疑問がずっとあった。その疑問は最後まで解消されなかった。
この作家の作品はだいたい読んでいて、楽しみにしていただけに残念ながら星2つ。
文章と心理描写については、相変わらず達者だと思った。
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