何方か存じ上げませんが

レヴューを求めていらっしゃる方が御出での様なので、取りあえず現時点で書ける程度の内容を。 上巻は科学哲学に関する思想書として読み始めています。起点となるのは実証主義者のフランシス・ベーコン。NNタレブが、強く影響を受けた人物としてカール・ポパー。筋金入りのスケプティックで、余りにも過激すぎるポパーに対して、科学と非科学の明確な境界線を引く事が出来ないじゃないか、と異論を唱えたのがトーマス・クーン。しかし、クーンの科学的社会学は、科学者集団の社会学であり、科学知識それ自体を射程には入れていない。これに対して更に、科学知識と社会そのものとの双方向フィードバックを視野に入れようとしたのが、科学知識社会学のエジンバラ学派。 『まぐれ』のころから、タレブの東方的な感覚・感性に注目していたが、比較文化的考察はもう少し、後になりそうな予定。