数字嫌いの克服

その名の通り「数字力」を高めるための1冊。 仕事ができない社員の共通点として「なぜか数字の桁を間違える」と言うことを小宮一慶氏は挙げておられます。 そんな私が手に取った1冊。 「悲しい現実をなげくより今何ができるかを考えよう」と言う歌詞がZARDの曲にありましたが「出来ない現実をなげくより今何ができるかを考えて対処する」と言う姿勢・行動が大事だと思います。 と言うことで私のように「桁を間違えそうな」人に手に取ってもらいたい1冊。 小宮氏が実践されている方法が述べられています。 例えば定点観測。 定点観測とは毎日・毎週など、同じ項目の数字を見続けるということです。 また「基本的な数字は頭に入ってないと仕方がない」と言うことで巻末に一覧がついています。 この辺はいつも小宮氏は親切です。 実際、具体的に数字の落とし込むことなく、いつも漠然とした話し方をする人で、仕事ができる人を見たことがありません。数字が他人には信頼感を呼び、自分には目標達成能力を高めるのです。(p168) とあります。 しかし他方で、数字が主となることをあとがきにて、いさめておられます。 数字そのものが目的になってしまっては本末転倒です。数字は、目的ではなくて、あくまで「結果」なのです。(p189) こういった姿勢は「本質をはずさない」と言うことでしょうし、バランス良く(中庸の道を行く)と言った事なのでしょう。 数字を無視するわけでもなく、かと言って数字にのめりこむ訳でもなく、このバランスが大事であるのかもしれません。