ラスト

少年犯罪の過去を持つ、御子柴礼司弁護士のシリーズ。今回は、医療少年院の教官だった稲見武雄の殺人事件を自らかって引き受ける。ただ、中山氏の各作品の中では、ヒネリがないのでは。冒頭の海難事故も、ある程度、先が読めてしまい布石とはいいがたい。ラストも取ってつけたようで、この作者らしくない。