議論はするが、最期に決めるのはボス

政治家時代の橋本さんのイメージは、歯に衣着せぬ発言で決して親しみやす印象は無かったです。今回の書籍を読んで、本人も好かれることよりも、自分の信念や理想に沿って組織を動かし、結果を出すことに注力していたことが良く分かりました。その過程で、嫌われても仕方がないという割り切りがあったと知りました。 大組織のリーダーとして、どういった過程でこのようなロジックやポリシーを身につけられたのか、知りたいと思いました。政治家になる前は、弁護士で、そのような大きな組織を動かしたことが無かったはずなのに、これだけの論戦が張れるのは、実践だったのか書籍からだったのか興味があります。 個人的に一番心に残ったところは、「部下に対しては議論は徹底してするが、最期に決めるのは、ボスである私」と最初に対立する部下がいても、そこのコンセンサスを取ってから、仕事に取り掛かるところが、自分でも実践したいと思いました。ある種、欧米的な合理的な発想で、組織論・軍隊と似ていると思いました。日本の会議でよくあるのが、誰がリーダーがわからず、色々な意見が出るだけでまとまらず、声の大きい人・空気で会議の流れが決まってしまうこと、何が決まって・誰がいつまでにやるのかが決まらないことです。実際に橋本さんの下で仕事をした人に、この書籍と同じ組織運営だったのか、聞いてみたいと思いました。