認知症になった昇平と、その家族を描いた連作短編集。始めのうちは症状も軽く、娘や孫がメインの話に昇平が少し出てくる程度で、話も割とほのぼのしています。しかし、徐々に症状が進んでいき、家族も大変になっていく。妻が、自分より昇平を一番に考えていて、立派だけど、認知症患者の妻はこうあるべき、と言われているようでちょっとしんどかったです。