幻獣ムベンベを追え

ワセダ三畳で、コンゴに棲むという生物を探すため、トーキョーで語学力を磨く著者。その結果が著者が作家となり結実している。早大探検部という時間はあるが金がない探検隊が、口八丁手八丁でかき集めた資機材でムベンベを探索するドキュメントがすごい。情熱だけで現地民との駆け引きの末60Kmもの密林を歩き、約1か月を文明から切り離された湖畔で過ごすバイタリティーに感動。それに、周りの探検部員がマラリアなどに侵されているのに、ピンピンしている著者のタフさにも驚いた。