筒井さんの1962~76年の短編集です。筒井さんの本を読むのは10年ぶりぐらいですが(当時読んでいたものより本作の方が古いですが)、全体的にあいかわらず「黒い」なぁと思いました。本作の表題にもなっている「日本以外全部沈没」はそれほどの「黒さ」は感じませんでしたが、原典である重厚長大な小松左京氏の「日本沈没」のパロディとしてはとても単純明快で面白かったです。