運命
著者の自伝的小説。未だ若い時の第二次大戦中に師範学校の教員として過ごし、戦後のGHQによる教育内容・方針の変更により、自分が教えていた、戦前の「修身」等の良き教育が破棄されてしまった事によって、自分のそれまでの教育が否定された様で分からなくなって悩み、空虚感にさいなまれ、且つ自責の念にも駆られ、教師を辞める。勝気な性格であったが、やがてカリエスに侵されて入院し、そこで夫となるクリスチャンの男性と出会う。教会へ行くと、自身への噂からくる悪口を信者から言われる事により、悪人の信者が居る位だから自分も教会に来る事が出来るという自信を持つ。其の後、自らも洗礼を受ける様になる。...教会は罪深い人々(世界中の全ての人)の行く所。誰一人、罪の無い者はいない。著者は、「聖書」を生きる根拠とした。其処に道が在る。
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