魅力的なタイトル

魅力的なタイトル。中国~ビルマ~インドを面白おかしくも命がけで踏破した著者に尊敬と驚きと羨望の思いが入り混じる。経由した国名を見れば、政情不安で国家間、民族間紛争の戦場と化している場所で、西南シルクロードの跡をすんなりと進めはしない。密林は数年で人間の痕跡を覆い隠してしまう。しかし、ゲリラと言われる人々が著者の旅路をサポートする様子は、読んでいても嬉しくなるほど。著者の旅の苦労は「文明という重力にさからって飛ぼうとしているからなのだ。」に集約される。けだし名言である。