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怪異収集家 准教授 高槻と、バイトでその助手をつとめる 嘘を聞き分ける耳を持つ大学生 尚哉。 二人の元へ、様々な怪異の調査依頼や相談が舞い込んでくる…。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 『准教授・高槻彰良の推察』第2巻です。 第1章 学校には何かがいる 第2章 スタジオの幽霊 第3章 奇跡の子供 から成ります。 『スタジオの幽霊』では、尚哉に耳に異変が…。 嘘が聞き分けられなくなってしまうのです。 この章では、怪異云々よりも、二人のやりとりに心惹かれました。 もしかしたら、私は、「ミステリー」としてではなく、「人間ドラマ」として、このシリーズ本を気に入ってるのかもしれません。 二人だけでなく、佐々倉や 難波や 瑠衣子。 彼らとのやりとりの中で、少しずつ変わっていく尚哉を見守って(?)いる自分がいます。 また、『奇跡の子供』の中で、少しずつ明らかになっていく 高槻の謎めいた過去。 その過去を踏まえて 今を生き、尚哉に接する高槻に、胸のどこかがギュッと締め付けられるような…、そんな自分もいます。 もしかしたら、私、かなり 持って行かれているのかも…。