この巻で取り上げられているのは西暦235年から270年まで。いわゆる「軍人皇帝時代」に当たります。 しかし現れては消えていくといった感じの皇帝たちが全員軍人出身だったかというと決してそうではなかったようです。 北方蛮族の質が変わった(同時にローマ人の質も変わっていたのですが)ことにより苦戦を強いられる様は 現代のアメリカが「テロとの戦い」と称して中東を叩いているのに一向に効果が上がらないことを彷彿とさせます。 1800年も昔の出来事も他人事ではないのですね。