暗黙知とは言葉には出来ないが、知っている事だというのだ。直感、勘等(おそらく無意識も)がそれに当たる。そして、それらは肉体を通じて得られる外界対して、いろいろな場で転換し階層としながら作りあげたものだ。そして、たぶん著者は根源には宇宙の意思ともいうべきもの(宇宙が生成し維持している根本法則とでもいうのだろうか)を想定しているように思う。進化自体が暗黙知を具現化していく道筋であり、方法であろう。著者は暗黙知を通じて宇宙を解明しようとする。まさに暗黙知の次元でなのだが、これは終わることのない永遠の円を作り上げて行くことになりはしないだろうか。