日系ノーベル賞受賞作家に興味を持った。

昨年のノーベル文学賞を村上春樹氏に期待していたが、驚くなかれ日系日本人に攫われた。 そこで、カズオ・イシグロ氏を知るために、「日の名残り」を買った。 驚いたことに、この作品は日系作家のものでなく、完全にイギリス人の作品だと思った。 第一次大戦後で第二次大戦前のイギリス国内事情を、ダーリントン卿の執事としての回想形式に述べたものだが、落日前の状況が読み取れて面白かった。 また、日本ではあまり聞かないイギリス固有の執事制度にも興味が湧いた。 本作品は歴史を舞台にしたもので、大河の流れの様なものを感じ有益だった。